ポーランドのスバルキに一日滞在し、PKP(ポーランド国鉄)に初乗車。

ポーランドのスバルキに一日滞在し、PKP(ポーランド国鉄)に初乗車。

リトアニアでの滞在を終えて、ポーランドワルシャワに向かう予定です。しかし、怠慢かつ興味津々な性格のため、一日の移動を4~5時間区切りにし、田舎町に一泊してからポーランドのワルシャワに向かいます。

バスの予約をしようと調べていた結果、スバルキという街で下車することができたので、そこで一泊することに決めました。

ヨーロッパ旅行記

ビリニュスからスバルキへの移動

やはり、ここでも”Lux Express”というバスでリトアニアの首都ビリニュスからポーランドのスバルキへ移動してきました。ヨーロッパのバスは安いし、Wifi環境も整っているし、トイレもあるし、広いし、無料ドリンクもあるし、移動には最適だなと感じます。

バス移動中の景色は、草原、林、たまに牧場です。バルト三国とポーランドでは写真のような景色がずっと続いているので、景色を眺めて楽しむということはあまりできませんね。

(写真:バス移動中の景色)

バルト三国のバス移動中の景色

 

さて、スバルキはどのあたりかというとポーランドとリトアニアの国境付近です。

suwalki

 

スバルキのバスターミナルを降りると、高いビルはほとんどありません。ここから徒歩で20分ほどかけて、予約したホステルへ向かいます。

ホステルのチェックインにイライラ

ここでは、日本だとあり得ない経験にイライラしました。

まず、ホステルに到着しましたが正面玄関が閉まっています。。。今回もまた、Booking.comで予約をしましたが、ホステルからは裏口に入るためのナンバー、部屋番号、WiFiのユーザー名とパスワードがメールで送られてきただけです。

20分くらい周りをうろちょろして、裏口らしきところがあり、そこから50代くらいの男性が出てきたので「このホステル知っていますか?」と聞くと、彼は英語ができないようで、指を建物に向かって”Hostel”と言ってくれたのでようやく宿泊先に入れました。

しかし、メールで送られてきた部屋に鍵がかかっていて入ることができず、イライラしていました。何かあったら電話してください的な感じで書かれた電話番号がありましたが、そもそも私のSIMでは電話は使えません。

というか、ホステルにスタッフがいないってどういうこと!?とさらに、イライラが増してきます。

親切なネパール人たちに色々助けてもらった

困っているところ、スタッフかな?と思うようなタトゥーを入れたポーランド人の女性がいたので、英語で声をかけました。しかし、英語が分からないらしく、隣にいた東南アジア系の男性2人に助けを求めるような仕草をしています。

あれ?この人はここのスタッフじゃないのか。と思って、隣にいた一人の褐色の男性に「メールで送られてきた部屋に入れないんだ」というと、「俺がホステルの責任者に電話してやるよ」ということで、この一件を対応してくれました。

予約した部屋には入れませんでしたが、ようやく部屋に入ることができました。

さっき助けてくれた人たちにありがとうと言って、色々と会話していると、彼らはネパールから仕事でポーランドに来ているということで、一年間この周辺で食品関連の仕事をする予定だそうです。そして、6か月間すでにこのホステルに滞在しているということだったので、色々と顔なじみもできた模様。

話をしていると英語に関して質問され、「日本人ってどのくらいの人が英語を話せるの?」と聞かれたので、「ほとんどの人が話せない。僕の英語はひどいけど、これでもはるかにマシな方だよ。」と言いました。

ネパール人たちは「ひどい?お前の英語はとても良いよ。十分、コミュニケーション取れてるじゃん」と言われ、「僕は自分の英語をひどいと思うけどな」と言いましたが、自分の英語に自信喪失気味だったので、内心かなり嬉しかったです。

その後、彼らは洗濯機の使い方を教えてくれて、洗剤まで提供してくれました。本当に感謝です。

しかし、となりのタトゥーが入ったお姉さんとの関係は何なんだろうか?これについては、よく分からないままでしたが、このお姉さんとネパール人たちはとても仲が良く、一緒に食事をしたり、ポーランド語を教えて貰っているのをしばしば見かけました。

それにしても、ホステルのスタッフがいないというのは正直、面食らいました。。

マクドナルドが大混雑

遅めのお昼はパスタを作って食べましたが、夕食にもう一度パスタは嫌だったので、外食をしに行こうと思いまいした。ネパール人たちとのやり取りのあと、ホステルの周りを散歩していたので、大体の地理は把握しました。

時刻は8時を過ぎたくらい。ネパール人たちに聞くと「今日は土曜日だから、このあたりのレストランはやってないよ」ということだったので、散歩の際に見つけたマクドナルドに行くことにしました。

行ってみたら長打の列でビックリ!

(写真:スバウキのマクドナルド)

スバウキのマクドナルド

 

8時30分くらいの時間でかなり混んでいました。写真だと分かりにくいのですが、大げさではなく100人以上は店内にいました。その他、店外で食事している人がその半分くらい。飲食店が他にないので、人が一気にこのマクドナルドに集中しているのだと思います。

注文する時はレジではなく、入り口付近にあるタッチパネル式の画面で行い、そこで注文が終わったらレジに支払いをしに行くという方式でした。時間を省略する意味でもすごく便利だと思います。

ポーランドの片田舎ではありますが、マクドナルドは日本より進んでいます。

ビッグマックセットを注文し、支払いを終えてから、30分。ようやく夕食にありつけました。

さらば、スバウキ。PKP(ポーランド国鉄)でワルシャワへ

(写真:スバウキ駅)

スバウキ駅

一日しか滞在しなかったのですが、スバウキとはこれでお別れです。

前日、PKPのホームページから列車を予約して乗りましたが、思っていた以上に乗車は難しくありません。

簡単にPKPの乗り方を説明すると、webで予約して、メールで送られたPDFのファイル(チケット)を用意します(私の場合は、通信環境が悪い場合でも対応できるようにするため、いつもiPhoneのメモ帳にダウンロードしています)。

あとは乗車時間に行って列車に乗るだけです。列車に乗ると車掌さんが、チケットのチェックをしに来るので、身分確認のためパスポートと、ファイル(チケット)を見せてQRコードをスキャンして貰えればそれでOKです。

(写真:PKPのチケット。こういうのがメールで送られます)

PKPのチケット

PKP(ポーランド国鉄)での”一期一会”

(写真:PKPの車両)

PKPの車両

 

発車時刻の20分前。構内で待っていると、駅の関係者と思われるおじさんが”Warzsaw!!”(発音:ワルゥシャァワ)と列車を指さして言ってくれたので、ワルシャワ行きの列車がもう来ていると分かりました。

英語の'ワルシャワ'の発音
英語では”Warsaw”と表記して「ワルソゥ」と発音します。しかし、ポーランド語では”Warszwa”と表記して「ワルゥシャァワ」という発音するので、日本語の”ワルシャワ”に近い感覚の発音となります。

おっちゃん、ありがとう。

さて、列車に席に座り、しばらくすると一人の大学生くらいの男の子が隣の席に座りました。彼は座ったらすぐに、挨拶をし、握手を求めてくれました。4時間ほどの長旅を彼と過ごすことになります。

そこから、彼と3時間くらいは話し込みました。あとの1時間は睡眠です。

彼はスバウキ出身で、今はワルシャワ工科大学の大学生なのでワルシャワに住んでいるそうです。親に会うために帰省して、またワルシャワに帰るところだそうです。

PKP(ポーランド国鉄)に乗ったのは初めてだったので、上述に書いたチケットの提示の仕方なども彼に色々と教えてもらいまいました。

また、スバルキでは何もすることがなかったという話しをすると、彼が言うには湖や森林に行かないとスバルキの良さが分からないそうです。次、来ることがあれば、湖周辺のコテージにでも泊まりたいですね。

そして、最も印象的だったのは女性の話についてです。きっかけは、旅行の話しで彼が日本に行ってみたいと話してくれた時です。

ポーランド人大学生と女子について会話

私:「日本に来て、日本人の彼女を作ったらどう?笑、英語の勉強をしたいって女の子たくさんいるからすぐに友達になれて、彼女もできると思うよ。」

彼:「でも確かに、他の言語を学ぶ時に、彼女や彼氏を作るのは早く上達するために良いと思う。」

私:「いいね!日本に行ったらすぐに彼女を見つけるべきだね。」

彼:「日本人の女の子って可愛いって聞くしね。」

私:「でも、ポーランドの女の子も可愛い子が多いと思ったよ。」

彼:「ウクライナの女の子も可愛いよ。」

私:「そうなんだ。じゃあ、どの国の女の子が一番好きなの?」

彼:「僕は、個人的にはウクライナの女の子が一番好きかな~笑」

私:(周りをキョロキョロした後に)「誰かが君のこと殺しに来るかもしれないね!笑」

 

彼が自国の女子より、他国の女子を選んだことに少し驚きましたが、面白い意見を聞けたと思います。美女大国ポーランドの男性を虜にするウクライナ女子、恐るべし。ウクライナ女子の人気は東欧でも高いようです。

最後に

リトアニア首都のビリニュスからポーランドの首都ワルシャワまでは、2日間かけて移動しました。その中で、色んな人に出会って、会話をすることができたので楽しかったです。

バルト三国にいた頃は、自分の英語に対して自信を失っていましたが、スバルキでネパール人が私の英語を褒めてくれたこと、そして、ポーランド国鉄で出会った青年と3時間くらい英語でコミュニケーションが取れたことで自身を取り戻しました。

それでも、まだまだ会話に詰まったり、助けてもらうことがあるので、もっと自分の英語力を伸ばしていきたいなと感じます。

東欧はやっぱり英語が話せる人が多いので、英語を話す機会を増やすという目的においても、今のところは東欧に来て正解だったと感じています。

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