マルタの語学学校には色んな国籍の人が集まるため、国や文化についての話題は授業でも事欠きません。その中でも今回はバチカン市国について記事を書いていきます。
世界面積の小さい国ランキング
世界一小さな国と日本では教えられているイタリアのローマ市内にある国、それがバチカン市国と言われる国です。
●バチカンの場所
●面積の小さい国ランキング
順位 | 国 | 面積(km2) |
---|---|---|
1 | バチカン | 0.44 |
2 | モナコ | 2 |
3 | ナウル | 21 |
4 | ツバル | 26 |
5 | サンマリノ | 61 |
6 | リヒテンシュタイン | 160 |
7 | マーシャル | 181 |
8 | クック | 236 |
9 | ニウエ | 260 |
10 | セントクリストファー・ネーヴィス | 261 |
※出典:外務省ホームページ
バチカン市国ってどんな国?
バチカン市国はその国土全体が世界遺産として登録されている国です。そして、ローマ法王が統治するキリスト教カトリックの総本山と言われる場所でもあります。
コンクラーベと言われる会議は有名ですね。バチカンのシスティナ礼拝堂でローマ法王を選ぶ会議です。礼拝堂の煙突から投票結果が知らされ、黒煙なら再投票、ローマ法王が決定した際は白煙が目印となります。
バチカンという名称は、この地の元来の名前だった「ウァティカヌスの丘」から由来していると言われています。公用語はラテン語ですが、イタリア語、フランス語も通常業務や外交に使用され、スペイン語、ポルトガル語、英語も日常会話として使用されています。
外国人でもイタリアからの出国・入国は自由に行き来することができ、国境の検問所などもありません。外国人観光客が入ることが許されているのは、サン・ピエトロ広場、サン・ピエトロ大聖堂、バチカン博物館周辺のみで、その他の場所は立ち入り禁止となっています。
イタリア人のバチカン市国の認識
マルタの語学学校ではイタリア人の先生が約半分の授業を担当してくれたこともあって、イタリアの文化や風習などにも触れる機会もありました。
世界の国や地域について、英語で話し合う機会がありましたが、その中でバチカン市国が話題になったことがあります。
バチカン市国は日本人の感覚でいうと一つの独立した国家だという認識ですが、彼女らイタリア人がいうにはバチカンはイタリアの一部だという認識なようです。生徒の中にもイタリアから来ている生徒が一人いたのですが、その意見に反対ではありませんでした。
カトリックの総本山がイタリアのものだと言っているようで、危険な感じもしましたが、宗教的な話になるのではないかと考えて、あまり深くは聞きませんでした。
あくまで、私がマルタで出会ったイタリア人の認識なので、イタリア全体的にどう考えているのかは分かりませんが、バチカンはイタリアにある国ではなく、イタリアの一部だという主張に驚きました。
イタリア人の英語の先生
マルタの語学行って、イタリア人の英語の先生?と思われる方もいるかもしれませんので、少しイタリア人の英語の先生について触れておきたいと思います。
イタリア人といっても、英語はペラペラです。なぜかというと、イギリスで10年近く働いていた経験があるからですし、今でも難しい英語を勉強しているようで、勉強家だったからです。
何と言っても英語という言語をこよなく愛していると彼女自身言っていました。たまに、イタリア訛りの英語もあるようでしたが、中級者にいた私でも気づくことはありませんでした。
また、彼女の英語を教えるスキルは高いと感じる場面が多かったです。例えば、発音はどの国の人でも苦手な発音があります。日本人ならRの発音は苦手ですね。
もし、みんなの前で発音したときに、訛りのある発音で他の生徒が笑うと”Don’t laugh!!”(笑うな!!)と言って、授業をコントロールしているように感じました。生徒一人ひとりが英語を学べる機会を失わないようにしているように思います。
まとめ
イタリアのローマに旅行するのであれば、バチカン市国に行ってみるのも面白そうですね。バチカンの歴史を一通り振り返ってみて、行ってみると楽しさも倍増しそうです。
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