世界の軍事力比較ランキング、日本の自衛隊は世界でもトップクラス

世界の軍事力比較ランキング、日本の自衛隊は世界でもトップクラス

日本は軍隊を持っていません、というのは建前上の話で、他の国から攻撃された時のために自衛隊があります。なので、国会で予算編成をするときは軍事費ではなく防衛費と呼ばれ、国会で正式な議論をされるときは軍事力ではなく防衛力と呼ばれています。

その自衛隊の防衛力(軍事力)は世界でもトップクラスと言われています。では、世界で自衛隊はどのような位置づけになっているか、そして、世界各国の軍隊はどのような状況になっているのか、ランキングをもとにまとめています。

せかいのなんでもランキング

世界の軍事力ランキング

 

国別に軍事費、兵士の数や年齢、兵器の数や質、資源・物流など総合的に戦力を考え、133の国と地域を比較したランキングです。簡単に言えば、強い順のランキングです。

・1位:アメリカ
・2位:ロシア
・3位:中国
・4位:インド
・5位:フランス
・6位:イギリス
・7位:日本
・8位:トルコ
・9位:ドイツ
・10位:エジプト
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・12位:韓国
———-
・23位:北朝鮮

出典:Global Firepower[2017 Military Strength Ranking]

●核保有と想定されている9か国
└アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエル

【解説】

日本の防衛力は、世界的に見てもその実力が評価されています。経済力があること、そして、アメリカから質の高い兵器を購入していることが高く評価されているようです。日本より高い軍事力を持つ国はすべて核保有国です。ちなみに北朝鮮は、核保有国ですが、経済力や装備が旧式であると判断され23位と評価されています。

 

世界の軍事費ランキング

世界の軍事にかける国のお金はどの程度あるのでしょうか。148の国と地域を比較したランキングの上位10位です。

・1位:アメリカ(約66.6兆円、GDP比:3.3%)
・2位:中国(約23.4兆円、GDP比:1.9%)
・3位:ロシア(約7.5兆円、GDP比:5.3%)
・4位:サウジアラビア(約6.9兆円、GDP比:10.4%)
・5位:インド(約6.1兆円、2.5%)
・6位:フランス(約6.1兆円、GDP比:2.3%)
・7位:イギリス(約5.3兆円、GDP比:1.9%)
・8位:日本(約5.0兆円、GDP比:1.0%)
・9位:ドイツ(約4.5兆円、GDP比:1.2%)
・10位:韓国(約4.0兆円、GDP比:2.7%)

※1ドル109円換算

出典:Trends in World military expenditure 2016

【解説】

「世界の軍事力ランキング」と比べた場合、サウジアラビアが4位となっています。オイルマネーを背景に、アメリカの最新兵器をたくさん購入しているため、軍事費では上位にランキングしています。しかし、サウジアラビアの軍事力は24位です。

北朝鮮の軍事費は約4,400億円と言われていて、このランキングに入るとすれば40位くらいではないかと想定されています。また、GDP比は約23.8で世界1位といわれています。

世界の軍事費の伸び率

2007年から2016年の10年間での伸び率は次の通りです。

・1位:アメリカ(約66.6兆円、伸び率:-4.8%
・2位:中国(約23.4兆円、伸び率:+118%
・3位:ロシア(約7.5兆円、伸び率:+87%
・4位:サウジアラビア(約6.9兆円、伸び率:+20%
・5位:インド(約6.1兆円、伸び率:+50%
・6位:フランス(約6.1兆円、伸び率:+2.8%
・7位:イギリス(約5.3兆円、伸び率:-12%
・8位:日本(約5.0兆円、伸び率:+2.5%
・9位:ドイツ(約4.5兆円、伸び率:+6.8%
・10位:韓国(約4.0兆円、伸び率:+35%

※1ドル109円換算

出典:Trends in World military expenditure 2016

【解説】

アメリカはトランプ大統領になり、軍事費が増えると予想されています。中国、インドなどは経済が発展してきたことにともなって、人件費が増えたことも軍事費が増えている一因です。

世界情勢をみれば、ロシアはウクライナのクリミア半島を編入し、スウェーデンの沖合で大規模な軍事演習を行うなど緊張が高まっています。また、フランスのマクロン大統領が復活させると宣言し、対テロ対策のため徴兵制を再開する予定です。

その他、中国が軍事費を増やすと、それをけん制する隣国や問題になっている東シナ海の東南アジア諸国も軍事費を増やさないといけません。インドはアメリカの最先端の兵器を購入したりしていて、兵器輸入としては世界で第一位となっています。

世界規模で見ると軍事費は増え、軍備が拡大し、世界全体が緊迫した状態だと言えます。

世界の兵士の数ランキング

212の国と地域で算出された兵士の数ランキングです。日本は自衛隊の人数です。

・1位:中国(約284万人)
・2位:インド(約280万人)
・3位:ロシア(約149万人)
・4位:北朝鮮(約138万人)
・5位:アメリカ(約135万人)
・6位:パキスタン(約94万人)
・7位:エジプト(約84万人)
・8位:ブラジル(約73万人)
・9位:インドネシア(約68万人)
・10位:韓国(約63万人)
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・26位:日本(約26万人)

出典:世界銀行

【解説】

日本より人口が少なくても、世界には徴兵制のある国があって、日本より兵士の数が多い国も多くあります。徴兵制を導入している国は70以上あります。

志願制だけでは人数が足りない国もあり、タイではくじ引き式で徴兵されています。

永世中立国スイスでは2013年に徴兵制を廃止すべきかどうか国民投票が行われ、「徴兵制廃止」に反対に約73%が投票され、徴兵制を続けるべきだという結果になっています。

徴兵制を導入している国一覧

中国、韓国、北朝鮮、タイ、ベトナム、シンガポール、モンゴル、ラオス、アルメニア、アゼルバイジャン、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、スイス、トルコ、ギリシャ、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、ウクライナ、アルバニア、ベラルーシ、エストニア、ロシア、ジョージア、リトアニア、モルドバ、イスラエル、イラン、UAE(アラブ首長国連邦)、キプロス、カタール、クウェート、ニジェール、シリア、イエメン、コートジボワール、エジプト、アルジェリア、アンゴラ、ベナン、カーボヴェルデ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、マダガスカル、マリ、モザンピーク、セネガル、ソマリア、南スーダン、トーゴ、チュニジア、ブラジル、チリ、メキシコ、キューバ、コロンビア、パラグアイ、ボリビア、グアテラマ

まとめ

日本の軍事費に関していえば、日本は歴代の総理大臣がGDP(国内総生産)※1の1%以内、もしくは1%を目安という方針で防衛費を編成しています。日本のGDPは約500兆円、その1%である5兆円が防衛費として算出されています。かつては、GNP(国民総生産)※2が使用されていた時期もありました。

※1:GDP(国内総生産)
└国内で生み出された儲け(付加価値)のトータル。国内の外国人企業分を含む。

※2:GNP(国民総生産)
└国民が生み出した儲け(付加価値)のトータル。海外の日本人の分を含む。

 

世界的に見れば、日本の防衛力(軍事力)は高いということが分かったと思います。しかし、世界各国で軍事費が増えている状況というのは悲しい現実ですね。ただ、こういった問題も知っておくことも大切です。この記事を見た人が少しでも世界の軍事力について理解を深めていただいたのであれば幸いです。

 

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