世界の日本語学習者数ランキング(世界137の国と地域)

世界の日本語学習者数ランキング(世界137の国と地域)

日本語は世界でも難しい言語の一つと言われています。

実際にマルタ留学前に英語力を診断するために、WEBテストを受ける必要があったのですが、その中の例文でも「日本語は世界でもっとも難しい言語」だと書かれてありました。

なぜ、日本語が難しいかというと文法だけではなく、何より文字の多さが外国人にとっては難しいようです。日本語はひらがな、カタカナ、漢字以外にもローマ字、算用数字(1、2、3・・)と5種類も文字を使うのは非常に珍しい言語です。

そして、常用漢字は2000以上。さらに漢字には音読み訓読みがあります。あと、日本語の独特な表現としてオノマトペ(パタパタとか、ザーザー、ペラペラなどの擬音語)をよく使用することも、日本語を第二言語として学習する際にはかなり苦労するようです。

では、このような難しい日本語を学ぼうとしている学習者はどれくらいいるのでしょうか?

この記事では日本語学習者数の多い順に国別のランキングを記載しています。

世界の日本語学習者ランキング

世界の日本語学習者数ランキング(世界137の国と地域)

このランキングでは世界137の国と地域が対象となっています。TOP10のランキングと11~60位のランキングを掲載しています。

TOP10

順位学習者数(人)学習者の割合
10万人当たり
1中国95328368.5
2インドネシア745215284.4
3韓国5562371081.1
4オーストラリア3573481443.2
5台湾220045933.5
6タイ173817251.5
7アメリカ17099852.4
8ベトナム6486369.2
9フィリピン5003847.5
10マレーシア33224103.6

11~60位

順位学習者数(人)学習者の割合
10万人当たり
11ニュージーランド29925618.2
12インド240111.8
13ブラジル2299311
14香港22613305.1
15フランス2087532.2
16イギリス2009330.4
17カナダ1906151.9
18ドイツ1325616
19ミャンマー1130121.4
20シンガポール10798192.4
21スリランカ1012047.2
22モンゴル9914323.9
23メキシコ92407.4
24ロシア86506
25イタリア703111.6
26スペイン512211
27ポーランド441611.6
28ネパール426214.5
29ペルー407412.7
30カンボジア400925
31パラグアイ372553.5
32スイス370944
33アルゼンチン35718.1
34アイルランド307064.9
35コートジボワール266210.6
36スウェーデン245724.2
37トルコ21942.7
38バングラディッシュ21581.3
39ルーマニア205210.4
40ニューカレドニア(仏)2026723.5
41ハンガリー199220.3
42フィンランド160129.1
43グアム(米)1547966.8
44マダガスカル15376
45ウクライナ15233.5
46ウズベキスタン15054.6
47コロンビア15023
48オランダ15028.7
49マカオ1328207.5
50オーストリア132214.9
51ブルガリア124517.6
52ベルギー119110.4
53チェコ117511.1
54ケニア11072.3
55チリ10785.8
56ラオス104615.6
57キルギス92414.7
58エジプト8320.8
59ガーナ7552.6
60モロッコ6551.8

※国際交流基金が2017年に発表したデータをもとに作成しています。
※参照:海外の日本語教育の現状 2015年度日本語教育機関調査

学習者の8割以上は東アジア

日本語学習者の8割以上は東アジアです。実際に中国、韓国、台湾はTOP5に入っていています。地域的に見れば、東南アジアが東アジアの次に多く、アジアでは多く学ばれている言語だと言えます。

中国は人口が多いこともあり、学習者数では1位となっていますが、人口10万人当たりの学習者では68.5人とそれほど多くはありません。一方、韓国は人口10万人当たりの学習者でいうと1081.1人で、人口の1%程度が日本語学習をしているという計算になります。

学習者割合ではオセアニアが多い傾向

人口10万人当たりの学習者でトップだったのは1443.2人のオーストラリアです。グアムは966.8人、ニュージーランドは618.2人、ニューカレドニアは723.5人と学習者割合ではオセアニアが多いことがうかがえます。

オーストラリアでは初等教育から外国語学習を学校で導入していて、日本語は最も多くの児童が学んでいます。こういた背景から、日本語学習者の数が多くいます。

オセアニア全体に関して言えば、人口10万人あたりの学習者は1023人という結果が出ていて、オセアニアに住んでいる約100人に1人が日本語を学習しているということになります。

日本語学習者は減少するも・・

今回のこの調査は2015年に実施され、日本語学習者は3,655,024人でした。2012年の同調査では3,985,669人だったため、減少しているという結果となりました。

これは、上位3ヵ国の中国・インドネシア・韓国での日本語学習者が減っていることに原因があると予想されています。

また、この調査の対象者は各国の日本語教育機関で日本語を学んでいる人が対象となっているため、独学で日本語を勉強している人は含まれていません。

そのため、インターネットの普及率や日本語が学習できるインターネット上のサービスの増加に伴って、この調査で把握できない日本語学習者がいて、その数は年々増えていると想定されています。

調査開始した年からはかなりの増加

1979年から2015年まで過去11回この調査が行われています。日本語学習者は127,167人(1979年)から3,655,024人(2015年)と28.7倍に伸びています。

また、日本語を教えている教育機関は1,145(1979年)から16,179(2015年)と14.1倍、日本語教師数も4,097人(1979年)から64,108人(2015年)と15.6倍に増えています。

まとめ

世界では日本語を学ぶ人が多いことが分かります。やはり、アジアの人が日本語を学ぶ傾向があるようですが、これは単に言語に興味があるというよりかはビジネスや専門的な知識を学ぶために必要だからではないかと思います。

最初に記載したように日本語はかなり文字数の多い言語です。

英語のアルファベットは26文字、ロシアで使用されているキリル文字は33文字です。それと比較しても常用漢字で2,000を超える文字を使用する日本語は外国人にとってかなり特殊に見えるようです。

私は日本語と他の国の言語に関してヨーロッパの人と意見交換をする機会がよくあるのですが、「どうやってそんなに多くの文字を覚えるの?」という質問を多く受けます。

大抵の文字は小学校、中学校で勉強するという話をするとみんな驚きます。

英語が話せない日本人よりも、日本語を話せる日本人の方が外国人にとっては興味深いようです。

 

日本語教育能力検定試験合格パック2019

日本語教師になるための方法はいくつかありますが、「日本語教育能力検定試験」に合格する、というのがその1つです。

「日本語教育能力検定試験」は年に一度、毎年10月下旬に実施される試験で平均合格率23%と難関試験です。同講座の修了生の試験合格率は57.4%と、平均の約2.5倍です。

「日本語教育能力検定試験合格パック2019」のポイント

【合格保証制度】
万が一、試験に不合格だった場合、一定の条件を満たすことで10万円の返金を受け取れます。

【コスパ抜群】
養成講座に通うとなると、約60万円の費用がかかりますが、「合格パック」であればその4分の1から5分の1の費用で済みます。

【一人でも安心のサポート】
月に一度のサポートメールで、「今やるべきこと」、教材の使い方などのアドバイスを受けれます。また、受講生専用SNSでは、分からないところを学習コーチに質問したり、受講生同士で交流したりできます。