東欧へ向けて、ポーランドを最初の拠点として旅をして、現在進行形で現地にいながら役立つような記事を書いきます。今回は第一回目となりますが、カタール航空についてです。
以前から、航空券をチェックしていると、東ヨーロッパへの空路としては中国系の航空会社の次に安い印象があったので、カタール航空を選択しました。
中国系の航空会社は乗ったことはなく、友人からの情報やネットによる噂程度にしか知りませんが、あまり良くないと聞いたことがあったので、今回は選択肢にはいれませんでした。中国やアジア圏の国へ行くために4~5時間くらいのフライトであれば一度試してみたいのですが、10時間以上の長距離フライトになるため、ダメだった時のリスクを考えてカタール航空を選択したました。
東欧までの費用
私は関西に住んでいるので、関西からワルシャワまでのフライトを予約しました。費用としては1ヶ月前にもかかわらず、100,350円という手頃な価格で予約できました。実際にカタール空港のホームページから予約をすれば、費用を抑えて出発することが可能です。
しかし、関東近郊に住んでいる人であれば、もっと安く手配することもできます。なぜなら、伊丹空港から羽田空港までの費用が必要ないからです。伊丹-羽田間の往復費用が3万円弱だったので、羽田発で手配できる人は私の予約したケースであれば6、7万円代で予約をすることが可能です。
まあ、それでもどこの航空会社のチケットと比較しても安いので文句を言うつもりもありません。時期や予約のタイミングで変わってきますが、ヨーロッパ行きの航空券に関してはカタール航空は比較的航空チケットが安く手配できるのではないかと思います。
エミレーツ、ルフトハンザ、KLMオランダ航空やフィンランド航空も比較的安い航空会社です。
KLMオランダ航空やフィンランド航空は学生、25歳以下といった若年層を対象に割引やオープンジョー(到着した空港以外で出発できる。例えば、往路はオランダの空港着、復路はドイツの空港発みたいな感じです。通常のチケッ固定のチケット代より高い)が可能なチケットも割安で購入することも可能です。
色んな航空会社があるので、時期を決めて早めに購入するようにすれば、航空チケットもお得に買うことができます。よく使っていたサイトをピックアップしていますので、航空券を確認する際にぜひ使ってみてください。
大阪国際空港(伊丹空港)-羽田空港
カタール航空はワンワールドのメンバーであるJAL(日本航空)と提携しているため、日本各地からの乗継はJALとなり、国際線は羽田もしくは成田からの出発です。私の場合も伊丹から羽田まではJALで行くことになりましたが、JALの国内線のレベルがここ数年上がっていることに驚きました。
ここ5年ほど、国内線を利用はしていませんでしたが、JALの飛行機も新しくなったのか内装が変わったのか、機内は以前よりもずいぶんおしゃれになった印象です。特にシートも革張りとなっていたため、はじめはビジネスシートかなと思っていましたが、エコノミーシートだったことにびっくりです。あとは、夜に出発する便だったのですが、機内の照明が様々な色に変わってお洒落だなと感じました。
羽田空港-ドーハ空港-ワルシャワ・ショパン空港
さあ、いよいよ初めてカタール航空に乗る時がやってきました。私はそれほど海外旅行の経験は多くありませんが、これまでに国際線はJAL、ANA、ルフトハンザに乗ったことがあります。
カタール航空では羽田からドーハまで行って、そこからショパン・ワルシャワ空港まで行きました。フライトは羽田からドーハまでが約12時間、ドーハでは乗継まで2時間30分ほど待機して、ドーハからワルシャワまでが約6時間です。
ドーハ空港は「ハブ空港」としての機能があり、カタール航空を中心に世界の色んな所にいくことができます。
カタール航空の機内にて
率直な意見と感想として、これまで経験した航空会社の中では最も良かったということです。費用の割にはずいぶん良いなという印象を受けました。何が良かったかというと、まずは機内の空間がきれいに保たれているというところです。
そして、海外旅行に行くときは事前にネックピローをいつも持っていくのですが、必要ありませんでした。座席の背もたれ部分の上部には枕が用意されてあり、さらに腰の部分にもクッションがあったので、快適に過ごせるように座席が設計されています。
あと、アメニティとして歯ブラシ、靴下、アイマスク、耳栓も用意されているのでこのあたりの事前準備は不要です。もちろん、いつも使っているものがある場合は使い慣れたものを使用する方が良いと思います。
あとは、機内のモニターに関していえば、面白いなと思ったのが、飛行機の外部に取り付けられたカメラの映像を見ることができます。全部で3つ、違う角度から見えるカメラで外の様子を楽しめます。
画面では1つのカメラしか映らないので、違うアングルの映像を見る場合には、画面を選択すれば見ることができます。離着陸のときに街の様子や、飛行機が飛び立つ瞬間などを見るのがとても面白かったです。
映画やゲームなどの機内コンテンツは、それほど他の航空会社と違う印象はありませんでしたが、映画に関しては日本語吹替で見ることができます。8カ国語の吹替に対応しいる映画が多かったです。しかし、日本語字幕のものがなかったので、個人的には、音声英語で日本語字幕の映画を用意してほしいなと感じました。
機内食に関しては、可もなく不可もないという印象です。機内食で「めちゃめちゃ美味しい!」と思ったことはありませんし、カタール航空の機内食も同じ感じでした。
カタール航空の機内の注意点
カタール航空の機内はめちゃくちゃ寒かったです。5月の後半に乗りましたが、外国人のほとんどの方は半袖です。そんな中、私は基本的に寒がりなのでTシャツ、長袖、ユニクロの薄手のパーカーと3枚重ねで着ていましたが、それでも寒かったです。
なので、女性の方や寒がりの方はフリースや長ズボン(スウェットやジャージ生地のものがベター。ジーンズは疲れます。)を着て乗車したほうが良いと思います。しかし、各席にブランケットが用意されているのですが、それを羽織るとかなり暖かかったです。素材が何で出来ているか、分かりませんが、それほど分厚くはありませんが、毛布くらい暖かかったです。
ただ、1枚だと長ズボンを履いていても足元が寒かったので、隣が空席だったため余っていたブランケットを使って2枚羽織っていました。それでちょうどよいくらいの温度になりました。
ドーハ空港での乗継。休息は必要。
乗継までの2時間30分という時間は大事だなと非常に感じました。約12時間のフライトの後に1時間後すぐにヨーロッパへ出発予定の人もいて、そうじゃなくて良かったと心から思いました。
なぜなら、休憩できないからです。ドーハ空港内はとても広いですから、移動と持ち物検査だけですぐに1時間は過ぎてしまいます。
体を休めるために、飛行機に乗らない時間は必要だなと思いましたし、2時間半~4時間くらいが乗継までの時間としてはちょうど良いのだと今回の旅で思いました。
もちろん、個人差はあると思いますし、飛行機内でがっつり休める人はすぐに乗っても問題ないと思います。しかし、私のように長時間のフライトで疲れが溜まるタイプの方は乗継時には、なるべく休める時間を取った方が良いでしょう。
最後に:空港で出会ったルーマニア人の旅人
このサイトの目的は「英語を学び、英語で遊ぶ」をテーマにしていますが、日常会話程度ですが、英語が話せるようになったことで旅人とのコミュニケーションが可能になったことが素直に嬉しいです。
伊丹空港にいた時に電源を使いたかったで「ここ使って良い?」と聞いたことをきっかけにルーマニア人女性と話をするようになりました。羽田空港でドーハ行きの飛行機を待っている時間は、この女性の方と一緒に行動をしていました。
日本を1ヶ月間ずっと旅していて、これからルーマニアへ帰るところということでした。東京や大阪を中心に旅をしていたようですが、かなり楽しかったようです。茶道の体験もしたようで、写真を見せてくれました。彼女のスマホの天気予報には好きな都市の天気予報を入れていて、東京、大阪、ニューヨーク、ロンドンなどの天気をいつも見れるようにしているとのことでした。
「これからポーランドに行って、そこを中心に東欧をバックパックするつもり」というと、「え~っ、どうしてポーランドなの?」と嫌そうな顔をされました。
彼女は以前に、ポーランド人とのやり取りで嫌な思いをしたことがあったようで、個人的に好きではない様子でした。しかし、東ヨーロッパのバックパックについては、色んな国や都市についてオススメな情報を教えてくれたので、これらは貴重な情報となります。
まあ、こういった出会いがあるのが一人旅の魅力でもあるし、こうして世界の人と会話すること英語の一つの目標としてきたわけですから、こういった出会いをもっと増やしていけると良いなと思います。
カタール航空
2.カタール航空は現在、東京(成田、羽田)からドーハへ就航しています。
3.ワンワールド・メンバーである日本航空との日本国内線の提携により、日本各地からのお乗継が便利になりました。
4.日本からヨーロッパへの旅行先が大人気です!カタール航空で人気の世界都市へ出かけましょう。
僕も今ヨーロッパに興味を持っており、ブログ楽しみに読んでます!
ヨーロッパに行かれてるという事ですので、また希少な記事アップお願いします^^
色々物騒とも聞きますのでお気をつけて!