ヨーロッパのバックパックはマルタで6ヶ国目。昨年はマルタの語学学校に来て3ヶ月間滞在していたので、マルタはとても馴染みのある国です。
そして、そこで知り合ったベラルーシ人夫妻とは日本へ帰国した後も頻繁にやり取りをするくらい仲良くなりました。
彼らは私が現在ヨーロッパをバックパックしていることは知っているのですが、奥さんの方にドッキリを仕掛けるべく、旦那さんの方とやり取りをしながらマルタに向かいました。
私が大好きなベラルーシ人夫婦の友人
マルタへ英語の勉強をしにきた時に出会ったベラルーシ人のご夫婦。二人とも私と同世代。
”便宜上、旦那さんを『K』、奥さんを『V』と呼びます”
彼らは過去、マルタに2度の語学留学を経験していますが、その後、マルタに移り住むほどマルタのことが大好きです。
彼らを見ているとすごく良い夫婦だと思うことがたくさんあります。旦那のKは陽気でおしゃべり好き、奥さんのVは面倒見がよく、情に厚い性格です。本当に東欧出身なの?というくらいの明るい性格の夫婦で、一緒にいると楽しい夫婦です。
彼らの関係性を見ていると完全に「かかあ天下」です。Vは専業主婦ですが、財布のひもを握っているのも彼女です。そう、奥さんの方が強い。嫁が強いのは世界基準なようです。
ベラルーシってどこ?ってなると思いますが、ベラルーシのことや、マルタ留学時に彼らとの出会いと別れについては別記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
[blogcard url=”https://malta-english.com/unless-having-been-to-malta-never-known-belarus-people/”]奥さんVにドッキリを仕掛ける準備
これまでポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、チェコと旅をしてきましたが、この旅をしている最中にも彼らから「マルタにおいでよ」と言われましたが、「今回はマルタに行く予定はないんだ」というやり取りを何回かしていました。
チェコにいる時、孤独感を感じていて、その時に旦那のKから「マルタまで安い飛行機のチケットがあるよ」と提示されて、彼らに会いに行くことに決めました。
マルタに行くつもりはまったくなかったので、自分でも驚いています。
人が何かを決断する時の心理って、人に心を動かされた時に決まる事も多いのだとも思います。こういうのは購買心理にも共通するものがあるのかもしれません。
Kには「チケット買ったけど、サプライズを仕掛けるから誰にも言わないでね。もちろん、Vにも。」と伝えました。彼からの返事は「分かった。誰にも言わないよ!」
本当に大丈夫だろうか?という不安も少しばかりありました。
マルタ本土でKと作戦会議
その後、ブダペスト空港からマルタへ。
【15:00】
マルタに到着してから彼に連絡をとり、Kと二人だけで会うことにしました。
この日は金曜日で、18:00に仕事が終わるようなので、それまで軽く食事をしたり、語学学校に行ってお世話になった先生にサプライズ訪問したりしていました。
そして、マルタ最大の歓楽街パーチャビルを抜けて、Kに会いに行きます。
【18:00】
「久しぶり!元気にしてた!?」と強くハグをして、それから色々と積もる話もあったので、ベンチに座ってこの一年間何してたというような話をしていました。
その後、「Vには、僕が来るって言ってないよね?」というと、彼は「もちろん、誰にも言ってないよ。これからのプランは何かある?」とサプライズをするための作戦を考えました。
作戦は単純です。
まず、Kが奥さんのVに会って、レストランで食事をします。その後、私が突然現れるという非常にシンプルな作戦です。
【20:00】
私はホステルにチェックインをしに行き、彼は奥さんのVと先にレストランに行き、いったん分かれます。
街はとても明るく、金曜日ということもあり活気づいています。マルタでは午後22:00頃まで日が沈みません。さあ、いよいよ作戦開始です。
忘れられないサプライズになった!
ホステルでのチェックインを終えて、彼らのいるレストランへ向かいました。
Kはこちら側を向いていて、Vは反対側を向いて座っています。この時から、スマホのビデオで撮影を開始しています。あとで、マルタで知り合った他の共通の友達にも見てもらうためです。
~いよいよサプライズ!~
徐々に近づいていく瞬間です。どきどきしながら彼らのもとへと歩いていきます。
カメラを回していましたが、Kに対して何か話すことに集中しているようでした。なかなか振り向てくれず、、、あれ?気づいていないのかな、、と時間が長く感じました。
Kが私の方を見ていて、その視線を感じたVがようやく振り向いてくれました。後でビデオを見返してみると、3秒くらいで振り返ってくれていましたが、この時はもっと時間が長かったように思います。
Vは私に気づいた瞬間、”Are you kidding me!?”(嘘でしょ!?)と、かなりビックリした様子でこちらを見てくれました!この瞬間がたまらなく好きです。ドッキリは大成功となりました。
サプライズ後
この後、彼女ともハグで再会の挨拶をしました。
Kも私も笑っていましたが、これがVにとっては少し頭に来たような感じがしました。Vは本当に何もしらなかったようで、Kにだけ来ることを伝えていたことに少し驚いていました。
なぜなら、ここに来る前までも、何度も彼女とメールでやり取りをしていたからです。
「本当にびっくりしたわ!あなたをコロすわよ!笑」と少し怒りも混じった感じで、笑いながら言われた時は、少しばかり怖かったです。
ただやはり、再開できたことに対しては相当喜んでくれたので、そういう彼らの姿を見て私も心から嬉しかったです。
土日はKも仕事が休みなので、マルタにいる間はずっと彼らと行動を共にすることになります。マルタを出発する月曜日まで、彼らと過ごした日は忘れられない思い出です。
ヨーロッパをバックパックしに来ても、やはり現地の友達に会うと今までとは違った楽しみ方ができました。そういう意味でも、マルタに来れて本当に良かったと思います。
最後に:サプライズに対するイタリア人の驚き方
少し今回の記事でも触れましたが、語学学校でお世話になったイタリア人の先生(イギリスで生活していたこともあり、英語はペラペラ)にもアポなしで会いに行きました。
授業が終わった後に会いに行こうと思っていたのですが、学校の受付の人と別の先生が「今でも大丈夫だから行ってきなよ」と言ってくれたので授業中に行くことになりました。
先生は、私が会いに来たことが分かると、授業中にもかかわらず「私よ!!!!私よ!!!!」と言って教室を飛び出て、私に抱きついて強くハグをしに来ましたが、正直その反応にこっちがビックリしました。
逆サプライズかもしれません。笑
ベラルーシ人の奥さんのKは、それに比べると、驚くという反応は一緒ですが、もっと緩やかな驚き方です。
ラテン系の国の人たちは表現の仕方がかなり情熱的です。
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