約72万人。これはある生物が人間を殺している数字です。世界には日本でも良く知られている生物が多くの人を殺しています。そのトップ5をまとめました。
第1位:蚊
殺人数:約725,000人
人類の天敵とも言われてるのは蚊です。72万人以上も人を殺しているのは感染症を媒介しているからです。主な蚊を媒介する感染症としてマラリア、デング熱、日本脳炎などがあります。
特にマラリアというのは年間で約60万人の人が犠牲になっている事実があります。ちなみに、海外でマラリアに感染して、日本に帰国した後に発症する人は年間に約50例(72例〔2012年〕、48例〔2013年〕)ほど発生しています。
マラリアが流行している地域に行くときには事前にワクチン接種や予防薬を服用するようにしましょう。
第2位:人間
殺人数:約475,000人
殺人事件や交通事故なども含まれていますが、紛争地域で死亡する人も世界には今だ多くいます。日本でもよく放送されるように中東地域での紛争や、日本ではあまり話題になりませんがアフリカ大陸では今も紛争が起き続けています。
人を殺める数で、人間が上位に入っていることは驚くべきことではないかもしれませんが、21世紀でも紛争地域による死亡者がいることは悲しいですね。
第3位:ヘビ
殺人数:約50,000人
世界一、人の命を奪うと言われているのはブラックマンバというヘビです。ブラックマンバの生息地域はアフリカの南部や東部のサバンナや岩山です。大きさは2.5mとかなり大きな毒蛇ですが、移動するスピードも速く、最高時速で約20km。
普段は用心深いヘビですが、敵に追い詰められたと感じると攻撃を開始します。このブラックマンバが噴出する毒は強力で、噛まれた場合、血清がなければ約20分で死に至ると言われています。
第4位:犬
殺人数:約25,000人
日本では狂犬病の心配はほとんどありませんが、他の国では狂犬病は流行っています。犬に噛まれた場合、すぐにワクチンを打たないと、死に至る可能性があります。発症後は効果的な治療方法はないとされていて致死率は100%です。
狂犬病は犬だけではなく、キツネ、アライグマ、コウモリなどに噛まれて感染することもあります。海外に長期滞在する際には、予防ワクチンを接種するようにしましょう。
第5位:ハエ
殺人数:約10,000人
ハエも蚊と同様にウイルスを媒介しています。ハエは腐敗した物質や糞便などからもタンパク質を摂取しているため、有害な細菌に触れていて、多くの病気となる原因をかかえています。
ある研究ではハエは数百種類の細菌を抱えていて、そのうち33種類は人体にも有害な病原体であることも分かっています。
まとめ
蚊やハエは日本でも夏に多くいますので、それらが病原体を媒体しているということは、外国から入った強烈な病原菌も日本国内に広がる可能性があるということです。人間にとっては恐ろしい生物はトラやクマなどの大型動物ではなく、実は細菌を運ぶ小型の生物だということですね。
それとこれら上位5つの特徴を見てみると、どれもアフリカ地域に関係しているということ。これだけが影響をしているわけではありませんが、アフリカは死亡率も高く、平均年齢や平均寿命も低い国が多く存在しています。
さらに貧困や食糧問題も抱えているので、アフリカで生きるということは大変なのです。しかし、あまり日本で報じられていないは遠すぎる存在だからでしょうか。そもそも、行くのが危険っだということも分かりますが、政治のどうでもいいニュースを100本やるくらいなら、アフリカの現状を伝える報道があっても良いような気がします。
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