英語を勉強しても身に付く能力は読む力と聞く力で、英語を話したいと思ってもなかなか機会がありません。ネットで英語記事を見たり、映画を見たりしても、結局はアウトプットができる場所が日本にはあまりないのです。
せっかく英語の知識が増えているのにもったいないと考えているのであれば、オンライン英会話という方法があります。英会話教室に通うとなると日程が固定してしまうし、足を運ばなければなりません。それに授業料も高額です。
『自分の好きな時間に英会話をしたい』『英語を使って話す機会が欲しい』『費用を安く抑えたい』という理由に一つでも当てはまるのであれば、オンライン英会話はうってつけです。
その中でも月額5,500円で何度でも受け放題のネイティブキャンプについて受講してきた感想をお伝えします。
ネイティブキャンプ(Native Camp)を選ぶ理由
色んなオンライン英会話のホームページを見て、ネイティブキャンプが選ばれる理由はレッスン回数無制限、予約不要で受けれることができるというところにあります。
月に40回以上のレッスン受けれる環境であれば、格段に費用対効果が良いからです。
実際にネイティブキャンプを受けてみて、1レッスンに対する単価はとても安いというのが正直な感想です。
もし、平日忙しくて休日にしかレッスン時間がとれない場合、月額制のオンライン英会話は費用対効果は良くありません。費用面だけを考えるのであれば、フィリピン英会話ネット(PEN)やエイゴックスなどの回数制やチケット制の方がメリットがあります。
英語の基礎ができている状態で一日に2回以上すれば、スピーキング・リスニングという面ではかなり上達できるでしょう。
どういう人がネイティブキャンプ(Native Camp)に向いているか?
ネイティブキャンプを受けてみた感想として、レッスンを始める以前に、英語の基礎(中学レベル以上の文法力・語彙力・ある程度のフレーズの知識など)があった方が良いでしょう。
スピーキングは繰り返し練習することで、上達していきますが、基礎がない状態であれば、学習効率は良くありません。英語の基礎ができている人であれば、時間をかければかけるほど、スピーキングの能力が伸びていきます。
ネイティブキャンプの受講者の中には、1ヶ月で300回以上受講している人もいるほどです。この方はある一定の時期には時間がある方であるため、稀な例ですが回数をこなしたいと思う人がネイティブキャンプに集まっている傾向と言えるでしょう。
もし英語の基礎がない場合は、英文法と英単語の教材を一冊ずつ終えるか、同時進行で英語の基礎をするべきです。英文法のレッスンはネイティブキャンプにも用意されていますが、その方がレッスンの理解が進むことは間違いありません。
ネイティブキャンプ(Native Camp)の使い勝手の感想
ネイティブキャンプに(Native Camp)に関してはスカイプは不要です。スカイプのような形式ですが、全てネイティブキャンプのホームページ上で教材もレッスンも全て確認することができるので、感想しては一元管理ができて手間がかかりません。
また、スマホでもアプリを取得できれば、自宅だけでなく学校や職場、カフェなどでもレッスンを受けることが可能です。
初めてネイティブキャンプに登録した後の感想としては非常に簡単だということ。登録完了後はそのまま読み進めていけば、特に難しいと思った操作もありませんでした。もし、分からないことがあれば「お問い合わせ」から質問することも可能です。
スマホの場合も同様にアプリさえ取得できれば操作が難しいところは特に見当たらなかったので、初期段階でつまずくことはありません。
パソコンの場合、下の写真のように注意事項を読んだ後、「レッスン環境チェック」という画面が出てきます。自分のPCでレッスンできるかどうか調べることができますし、インカメラのチェックもできます。
ネイティブキャンプ(Native Camp)に改善してほしい点(感想)
ネイティブキャンプがすべて万全の体制かというと、そうではありません。現状でここは改善してほしいと思う点について記載してきます。
ただし、運営者側も受講者のことを考えてかなり改善したところもあるので、今後、改善される可能性があります。
予約が不要だけれど、時間帯によってはレッスンが取りづらい
初回登録を終えていざレッスンを受けてみようと思った時、なかなかレッスンを受けることができませんでしたので、初めは戸惑ったというのが正直な感想です。
『レッスン可能』と表示された先生を選択しても、すぐにその先生が他の生徒のレッスンを開始してしまうからです。予約不要という弱点はここにあるのかもしれません。
平日の19~23時は混み合うようです。先生のプロフィールを読んでいると他の生徒がすぐにレッスンを開始してしまうので、レッスンが受けることができません。
プロフィールを読まずに、すぐに先生を選択すれば待ち時間もそれほどかからずにレッスンを受けることができます。
すべての先生がすべてのコースや教材に対応しているわけではない。
初めの頃は、先生を選択するときに効率が悪いと感じました。
何もしないでデフォルトのまま先生を選ぼうとすると、教材やコースを選択しても、対応できない先生を選んでしまう場合もあります。
それを回避するためには、下の図のように『コース』や『教材』を選んだら、「対象教材」でコースを指定し、その『コース』や『教材』に対応が可能な先生のみを選択するようにしましょう。
講師によっては英語が間違っていることも
テキストで進んでいく分には、まったく問題ありませんでしたが、フリートークのレッスンを受けた時に講師が間違った文法で話している箇所がありました。これは先生の英語レベルにもよるところがあるようです。
先生の評価を参考にすることができるので、ネイティブキャンプを始めたばかりの頃はレッスン数が多く、評価の高い先生を選択するとよいでしょう。
それともう一つ。先生のプロフィールを読んでいるとコールセンターや外国でのホテル勤務経験のある先生、もしくは教員免許を持っている先生は上手な英語を話すので、そういう先生を選択することも一つです。
ただレッスンをいくつか受けた感想として、どの先生も日本人よりはるかに流暢な英語を話すことができます。英会話上級者の日本人でも問題ないレベルで彼らは英語を話すことができます。
フィリピン人の先生は日本人が苦手とする英語によって言葉でしっかりとしたコミュニケーションが取れるので、参考になる点をしっかり学ぶようにしましょう。
ネイティブキャンプ(Native Camp)の先生に対する感想
ネット上では「明るくて優しい先生が多い」という評判ですが、その通りという感想です。ネイティブキャンプではレッスン終了後に先生の評価を生徒がするため、先生は毎回きちんと対応しないといけないシステムとなっています。
初回のレッスンはとても緊張しますが、笑顔で丁寧に対応してくれるので、少し時間が経過すると落ち着いてレッスンを受けることができます。
先生の男女割合については男性が3割、女性7割くらいです。フィリピン人の先生だけではなく、セルビア人の先生も2割程います。その他に東ヨーロッパを中心にネイティブ以外の国籍の方がいます。
年齢に関しては20代の若い先生が多いです。30代や40代で講師経験のある先生は褒めることと、英語を教えることが得意な印象を受けます。
ネイティブキャンプ(Native Camp)のコースと教材に対する感想
TOEIC、カランメソッド、ビジネス英会話、初級~上級の英会話、子供向けの教材のように幅広い英会話学習に対応できるようコースと教材が用意されているので、自分の英語の実力に合わせてレッスンをすることができます。
英会話の初心者であれば、「はじめてのレッスン」と「初心者コース」を受けるようにしましょう。中級者以上であれば、色んなレッスンを受けてみて、自分に合うものを選んでみましょう。講師と相談しても良いです。
自分がどのコースや教材を使用すればよいか、「かんたんコース・教材診断」というコンテンツも用意されてますし、日本人のカウンセラーと相談することも可能です。
ネイティブキャンプではコースと教材の違いを次のように定めています。
コースとは?
コースとは、各教材を組み合わせたネイティブキャンプ独自カリキュラムのことを言います。
「初心者コース」から、実用的な「日常英会話コース」、英会話速習メソッド「カランコース」、TOEIC®対策のための「TOEIC®コース」、お子様向け「キッズコース」など、ご自身の目的やレベルに合わせてお選びいただけます。教材とは?
コースとは異なり、各教材毎に集中してレッスンをしたい方は、教材から選ぶことも可能です。
「文法」「旅行英会話」「実践発音」などのネイティブキャンプオリジナル教材や、キッズ向けの市販教材「Go (レッツゴー)」などから、関心のある教材をお選びいただけます。(ネイティブキャンプ公式ホームページより)
基本的に教材も購入する必要はありませんが、TOEIC対策やカランメソッドを行う場合には必要になります。ネイティブキャンプで用意されている無料のコース・教材と有料のコース教材は次の通りです。
教材を購入不要なコース・教材
コース
・初心者コース
・日常英会話初級コース
・日常英会話中級コース
・日常英会話上級コース
・ビジネスコース
・TOEIC®600点対策コース
・TOEIC®800点対策コース
・発音コース
教材
・初めてのレッスン
・TOEIC®600点対策
・TOEIC®800点対策
・スピーキング
・旅行英会話
・ビジネス英会話
・実戦!仕事の英語について
└予習、復習用の教材①:実戦!仕事の英語 Vol. 1 テキスト+CD-ROM、定価:5,184円 (税込)
└予習、復習用の教材②:実戦!仕事の英語 Vol. 2 テキスト+CD-ROM、定価:5,184円 (税込)
└予習、復習用の教材③:実戦!仕事の英語 Vol. 3 テキスト+CD-ROM、定価:5,184円 (税込)
└予習、復習用の教材④:実戦!仕事の英語 Vol. 4 テキスト+CD-ROM、定価:5,184円 (税込)
※教材がなくてもレッスンの受講は可能
・トピックトーク
・実践発音
・イギリス英語発音
・5分間単語クイズ
・5分間ディスカッション
・デイリーニュース
・ニュース
・都道府県別教材
・異文化コミュニケーション
・フリートーク
教材を購入必要なコース・教材
コース
・Side by Sideコース
└教材=Side by Side (1~4)、定価:各2,808円 (税込)
・カランコース
└教材=Callan Method(Stage1~12)、定価:各1,600円(税込)
・ビジネスカランコース
└教材=Callan for Business、定価:2,980 (税込)
・カランキッズコース
└教材=Callan for Kids(Stage 1~4)、定価:各2,800円 (税込)
・キッズコース
└教材①=Let’s Go Phonics (1~3)、定価:各2,100円+税
└教材②=Let’s Go (Let’s begin~6)、定価:各1,905円+税
└教材③=Side by Side (1~4)、定価:各2,808円 (税込)
└教材④=Callan for Kids(Stage 1~4)、定価:各2,800円 (税込)
・TOEIC®パート別対策コース
└教材①=TOEIC®テスト公式問題集新形式問題対応編、定価:3,024円 (税込)
└教材②=TOEIC®テスト新公式問題集< Vol.6 >、定価:3,024円 (税込)
教材
・Side by Side
└教材=Side by Side (1~4)、定価:各2,808円 (税込)
・Callan Method(カランメソッド)
└Callan Method(Stage1~12)、定価:各1,600円(税込)
・Callan for Business(ビジネスカラン)
└教材=Callan for Business、定価:2,980 (税込)
・Callan for Kids (カランキッズ)
└教材=Callan for Kids(Stage 1~4)、定価:各2,800円 (税込)
・TOEIC®公式問題集
└教材①=TOEIC®テスト公式問題集新形式問題対応編、定価:3,024円 (税込)
└教材②=TOEIC®テスト新公式問題集< Vol.6 >、定価:3,024円 (税込)
・Let’s Go(レッツゴー)
└教材①=Let’s Go Phonics (1~3)、定価:各2,100円+税
└教材②=Let’s Go (Let’s begin~6)、定価:各1,905円+税
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