世界ではこんな日本語が使われている
”Sushi”や”Otaku”など、日本語にあるものがそのまま英語で広く使用されている、ということはご存知かと思います。マルタで友達と話したり、語学学校に行っていると思わぬ単語に出会うことがあります。
マルタだけではなく、ヨーロッパでは日本食が人気となっていますが、名前も変わったものが多かったです、クラスメートのイタリア人の女の子は”wagamama”という日本食のレストランは好きなそうなのですが、店の名前の意味は知らなかったようです。
そんな名前の店があるなんて少し驚きましたが、店の名前の意味を教えてあげると彼女もビックリしていました。
マルタで話題になった日本語
Umami
日本食に関しては、ヨーロッパで人気になっているので色んな日本語が英語になっていますね。冒頭に言った”Sukiyaki”もそうですし、”Sushi”や”Ramen”、”Teriyaki”なんかも有名ですね。
もっとも驚いたのが日本語の「旨味」が英語でもそのまま使われているということです。授業では新しい単語が出てきたら、みんなで確認する時間を設けられますが、その時に出てきた単語です。
出てきた単語を知っている生徒がいれば、その生徒がみんなに説明するようになっているのですが(もちろん先生のサポートも入ります)、これは日本語だけども説明するのが難しかったです。
”Umami is something like the basical taste”
(うまみは味の基本のようなものだ)
と言ったのですが、あまり伝わりませんでした。あとで先生が説明していましたが、その説明もあっているのかはその時は分かりませんでした。
日本語をしっかり理解していないと英語も理解できないなと改めて感じた瞬間です。
Tsunami
自然現象を表す言葉ですが、英語でもまったく同じ意味で使われています。英語以外の言語でも使われている言葉だと思います。
というのは、アパートで洗濯している時に、洗濯機のドアをしっかりと閉めていなくて、フロアが水浸しになってしまったことがありました。その時、トルコ人のルームメイトが掃除を手伝ってくれたのですが、「Shin’s Tsunami」とことあるごとに言われました。
彼は英語はそれほど得意ではありません(トルコ人は平均的にそれほど英語が得意ではない人が多い印象です)。彼も、また同じアパートの韓国人も”Tsunami”という単語を理解できていたので、世界で使われている言葉なのかなという印象でした。
ikura
これまでとは少し違います。
アルメニア人の友達と好きな食べ物は何かという話しをしたときに、彼は初め”red caviar”が好きだと言っていました。初めは何のことかよくわからなかったのですが、サーモンの卵だと言っていたので、日本では「イクラ」って言うんだよと伝えると、同じ言葉を使うようです。
元々ソビエト連邦の一部だったことからアルメニア人は大抵の人がロシア語を話せるそうなんですが、あとで調べてみると日本人が言っている「イクラ」はどうやらロシア語が起源なのだそうです。
英語で「イクラ」は何というか調べてみるとはっきりとした回答が見つからないので、英語でもイクラは”ikura”で統一してほしいものですね。
まとめ
その他にも”Kawaii”、”anime”、”Manga”、”Karaoke”、”edamame”、”tohu”などなど色んな日本語が世界で話されているんだなと思いました。やはり、日本のポップカルチャーと食事関係は強いなという印象ですね。
これとは逆に日本でも英語がそのまま日本語になるような現象は起きているので、このまま何百年と経過していくと世界中の言葉が徐々に統一されていくんではないかと思うこともあります。
そうなれば、あまり苦労せずに世界でいろんな人とコミュニケーションが取れると思うのですが、私が生きている間は無理そうなので、英語をしっかり勉強していこうと思います。
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