2018年3月11日。東日本大震災から7年が経過しました。タレントのデーブ・スペクターがツイートした内容にありがとうの声が集まっています。
デーブ・スペクターのツイート
また3月11日になりました。僕の心はいつも日本の皆さんの元にあります。ユーモアがあれば原発がなくても世の中を明るくできます。辛い時や苦しい時は僕を笑いものにしてください。すみません、オチはありませんm(_ _)m
— デーブ・スペクター (@dave_spector) 2018年3月10日
感謝の声が集まっている
デーブ・スペクターのオチなしツイートに対して多くのありがとうの声が集まっています。
「震災当時は日本から出ていく外国人が多い中、日本に住み続けてユーモアを届けてくれてありがとう」「日本のためを思っていつも陽気にふるまってくれてありがとうございます」「いつも日本のことを思ってくれてありがとうございます。日本人は誰もデーブさんのことを笑いものにはしませんよ」など、多数の感謝の声と、いつもダジャレを楽しくみているという声が上がった。
一方で、デーブ・スペクターは先日テレビの生番組で母親が亡くなったことを明らかにしています。それに関するメッセージもこのツイートに寄せられています。
「お母様を亡くされてつらい時にも私たちを明るくしてくれてありがとう」「デーブさんもお母様をなくされて一番つらいときですね。私たちもいつもデーブさんと一緒です」とデーブ・スペクターを励ます声も。
デーブ・スペクターという人物
日本を拠点として活躍するテレビプロデューサー、放送作家、タレント、コメンテーター、著作家です。アメリカのシカゴ出身。妻はコラムニストの京子・スペクター。
幼いころはアメリカで子役としても活躍。ケロッグのコーンフレークのCMにも起用されています。小学生の頃、日本人の友達がいたことから日本に興味をいだくようになり、日本人学生対象にした日本語弁論で2年連続優勝するなどその秀才ぶりが伺えます。
1972年に上智大学へ留学後、シカゴの大学を卒業し、アメリカでコメディライターなどで活躍。その後、テレビプロデューサー、及び日本特派員として日本に再来日。結婚後、日本での仕事が増えて日本に拠点を移しています。
放送作家として活動していくなか、テレビに出演し、テレビパーソナリティーとして認知されていきました。90年以降はご存知のとおり、テレビのコメンテーターとしても活躍しています。
「超」が付くほどの愛妻家
妻の京子さんとは結婚生活30年以上となりますが、ケンカは一度もしたことがないとテレビ番組で語っています。そして、結婚当初から「妻に家事はさせない」と誓っており、その約束を今でも守っています。
妻の京子さんに対して「君は家政婦じゃなく、妻なのだから家事はしなくてよい」と言っていて、そのためか、テレビの取材が来た時に京子さんは「料理をしたことがないから、まったくできない」と驚きの発言をしていました。
しかし、その裏にはデーブ・スペクターの妻への気遣いがあったことに視聴者は心を掴まれました。
最後に
日本に住んで、活躍する外国人タレントも多くなってきました。しかし、デーブ・スペクターほど、日本で長く活躍しているタレントをほとんど見かけません。
デーブ・スペクターが今回のツイートで注目を集めましたが、こういった心優しいコメントをみると心が和みます。
そして、そのツイートに返信するみなさんもデーブ・スペクターに対して感謝と彼の母親に対する温かいコメントは読んでいてとても素晴らしいものがありました。
SNSが時には人を傷つける武器になるような時もあるけれど、時には心を一つにさせるものでもあることを気付かされます。
こういった輪が広がっていくことが、東日本大震災の復興だけではなく、日本を元気にしていく力になっていくのではないでしょうか。
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