日本人男性も理解すべき、世界の国々でモテる男の基準とは?

日本人男性も理解すべき、世界の国々でモテる男の基準とは?

日本でモテる男と言えば、色んな基準があって「○○系男子」という表現がよく使われています。草食系男子、肉食系男子、雑食系男子、うさぎ系男子、犬系男子など女性の好みの基準は多様化しているようです。

世界各国でも、好みの男性の基準がそれぞれにあるようです。では、世界ではどのような男子がモテるのか見ていきましょう。この記事では、ジャマイカ、ノルウェー、フィリピンをメインで取り上げています。

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ジャマイカのモテる男

jamaica

 

ジャマイカってそもそもどこ?という人もいると思いますから、簡単に説明しておきます。人口は約288万人(東京都の約3分の1)で、面積は約1万990㎢(秋田県とほぼ同じ)でカリブ海にある島国です。

レゲエミュージックの発祥地で町中に音楽が溢れれ、明るく陽気な国民性が特徴です。陸上競技、特に短距離が強くウサイン・ボルトもジャマイカの選手でしたね。

そんなジャマイカでの恋愛は開放的な男女が多く、男女ともにとても積極的です。では、ジャマイカのモテる男というのはどういった男性なのでしょうか?

ずばり家事ができる男性です。日本でも家事ができる男性が人気が高いのは同じかもしれませんが、ジャマイカの場合は少し事情が違います。

ジャマイカ女子の意見としては、働かなくてもよいので家事がちゃんとできる男子を希望している人が多いのです。「お金は女の私が稼いでくるから家事をしてくれれば十分」という意見もあるほどです。

実はジャマイカでは大学まで教育を終えている人の割合は男性が17%に対して、女性は39%と女性が2倍も以上多いのです。さらに、管理職の割合でも男性が40.7%に対して女性は59.3%と男性を上回り、世界でもっとも女性管理職の割合が高い国でもあるのです。

女性が社会でとても活躍している国というわけですね。

ジャマイカの街を歩けば、仕事をせずに街中をプラプラしている男性が目に付きます。同棲をしている結婚前のカップルでも、彼女がお小遣いを渡している場合もあり、いわゆるヒモ男が多いのもこの国の特徴です。

ノルウェーでモテる男

Norway

 

北欧の国ノルウェーで女性が魅力的と思う男性は家事ができ、料理ができる男性です。特に料理ができることは女性から見るとポイントが高く、家庭的な男性がモテる男の条件です。

ノルウェーではジャマイカと違い、男性が働いていることは当然のことだと考えられていて、稼いでなおかつ家事ができる男性がモテます。ここでいう稼ぐはあくまでちゃんと仕事をしているという話です。

街中でも子連れの男性を見かけることがあります。毎日仕事をしながら家事もするのは当たり前のことと考えている男性も少なくありません。

ノルウェーでは女性の就業率が64.1%で、日本人女性の就業率49.8%と比べて高く、多くの女性が社会進出している国でもあります。共働きの夫婦が多く、5歳以下の保育園に通う子供は約9割と言われています。

また、「ダディクウォーター」と呼ばれる男性限定の育児休暇制度が法律で定められていて、奥さんの仕事が忙しいく家事や育児ができない場合でも旦那がサポートできる制度があります。この制度は最大で15週間の育休が取得できます。

男女で平等に働いて、男女で平等に子供を育てるということが一般的なノルウェー人の考え方です。そのため、男性も家庭的であることがモテる男の絶対条件となっているというわけですね。

外見でいうとマッチョな男性、そして小麦色の男性がモテます。マッチョで小麦色であればパーフェクトです。ノルウェーでは健康がモテる要素でも第一と考えられていて、マッチョな人ほど健康な印象があってモテます。

そして、小麦色に関してですが、夏の期間も短く、年間の日照時間が短い北欧ではめったに日光浴ができません。そのため、小麦色の肌は一つのステータスのように考えられています。夏の期間、公園へ行くと水着を着た人たちが寝そべって日焼けをしているのをよく目にします。

ノルウェーのモテる男性の理想像は『働きながら家事をこなす、小麦色のマッチョ』です。モテるためには大変な努力が必要ですね。

公園に行くとランニングをしている人も良く見かけますが、ノルウェーではベビーカーを押しながらランニングをしている人もいます。育児も運動も効率よくするため、タイヤが大き目につくられたランニング専用のベビーカーもあるようです。日本でも一応、買うことができるようですね。

フィリピンのモテる男

Philippines

 

フィリピンは日本とほぼ同じ人口で約1億人ですが、平均年齢は約24歳で19歳未満の人口率は44%と若者たちが非常に多い国です。

フィリピンのモテる男は、愛のアピールが上手な男性です。フィリピンの恋愛では女性が待つことが基本であるため、アピールが上手な男性がモテます。外見よりもアピールを重要視する女性も少数派というわけではないようです。

それには理由があり、フィリピンでは『リーガウ』という風習があります。リーガウとは、交際する前に女性が男性を品定めする期間で、フィリピンから古くから伝わる交際前の準備期間のことです。

リーガウをしている時に女性は男性の誠実さ見て、交際するかを決めることができます。このリーガウは女性が判断し、一般的には2~3ヶ月という期間が多いのですが、半年から1年以上長期化するリーガウもあるようです。

フィリピンでは男性がリーガウで試されるのは当たり前のこととみなされていて、ガマン強く苦労して女性にアピールし続ける男性がモテると考えられています。そのためフィリピンでモテる男になるためにはかなりの忍耐力が必要です。

リーガウをしている時によく行われるのが、「ハラナ」という500年以上前から続く、歌で愛を捧げるアピール方法です。

歌を歌っている男性を住宅街や街中で見ても「リーガウしているのだ」とみんな感じるくらい一般的になことで、誰も気にしないどころか、「頑張れよ」と声をかけるひともいます。

日本でハラナをしたら、日本の女性はドン引きしそうですね。。。

最後に

いかがでしたでしょうか。ノルウェーの家庭的なモテる男性は日本でもモテそうですね。

その他の国で言えば、中南米や中央アジアなどでは「割れ顎(ワレアゴ)」、いわゆるケツアゴが人気だそうです。ケツアゴを作るためにわざわざ美容整形に行くひともいる人もいるほどです。

アフリカ諸国にいくと、お金持ちの象徴である太った男性はモテます。これは女性も同じで太った女性も男性にもてます。その他、一部の国では歌のうまい男性もモテます。

世界各国でモテる男性の基準というのはことなるようですが、それぞれが社会的な背景があって、それへの対応力が求められるといった印象ですね。

日本の場合だと、お金を持っている人ほど社会的なステータスが高いとみなされる傾向があるので、経済力はモテるために必要な要素であると思います。これはアメリカの恋愛観とも似ている感じがします。

比較的お金に左右されない福祉の充実した国や、経済がそれほど発展していない国ではお金よりも中身重視で見られる傾向がありますが、それぞれの国の「男らしさ」はモテるために欠かせません。

いかがでしたでしょうか?世界の男性はモテるため、女性のハートをつかむために必死で頑張っています。そう考えると、今の世界は女性を中心に回っているのかもしれませんね!