日本車の売り上げ台数が1位の国と地域。日本車が世界で売れる理由とは?

日本車の売り上げ台数が1位の国と地域。日本車が世界で売れる理由とは?

日本車は海外へ旅行にいってもよく見かけることがあります。タイではほとんどが日本車だったような記憶もあります。バックパックでヨーロッパを周っている時も日本車の数は多いなという印象を受けました。

しかし、日本にいてもメルセデスベンツ、アウディ、BMWなどドイツ車も多いと感じますし、ヨーロッパを旅している時もドイツ車、そして韓国車も日本車と同じように多いなと感じました。

では、世界でどれくらいの日本車が売れているのでしょうか?今回の記事は日本車の売り上げ台数が1位の国・地域の数、そして日本車が売れる理由を記載していきます。

toyota車

日本車売り上げ台数1位の国・地域

それぞれの国でドイツ車、韓国車、アメリカ車、そして日本車など様々な国の車が売れていますが、その中でも日本車が最も売れている国・地域の数をいくつあるのでしょうか。イギリスの企業が2016年の売り上げデータをもとにそれぞれの国・地域で車の生産国の売り上げ1位を分析した結果は以下の通りです。

【順位/生産国/売り上げNo.1の国・地域の数】

1位/日 本 /58
2位/ドイツ /16
3位/韓 国 /11
4位/アメリカ/10
5位/フランス/8
6位/イタリア/5

アジアを中心に見てみると、日本以外だと3位は韓国です。韓国車はロシアでよく車が売れています。

2014年以降ウクライナのクリミア問題でロシアは欧米諸国から経済制裁を受けています。多くの車メーカーが撤退した一方で、韓国の代表的な自動車メーカー、ヒュンダイは現地で製造を続けています。そのため、韓国車はロシアでのシェアが1位となっています。

また、自動車大国の中国の車はベスト5には入っていませんが、世界で3つの国・地域で売り上げ1位となっています。

トヨタがダントツで1位、スズキも世界に貢献

日本車の車は58の国・地域でトップですが、それを牽引しているのはやはりトヨタ車です。メーカートップの世界的シェアを誇り、47の国と地域でトップを獲得しています。

そして、車の世界的な売り上げを考える場合、忘れていけないのはスズキ車です。

例えば、ハンガリーでは国民車といえば「スズキ」です。ハンガリー国内でスズキ車といえばハンガリー国内の企業だと思っている人も少なからずいるようです。90年代の東西冷戦後、ハンガリーが社会主義から資本主義になったときにスズキがいち早く進出して、シェアを獲得しています。

(ハンガリーのスズキ車についてはこちらを参考ください)

 

また、インドやその周辺の国でもスズキ車はトップシェアです。インドに行って、空港から出ると車のほとんどがスズキ車だということが分かります。

日本車が売れる理由

日本の車は性能が良いと言われますが、最も販売実績を伸ばしている理由はサービスが良いからだと言われています。自動車を購入した後のアフターサービスがしっかりしているため、よく売れるというわけです。

そして、日本企業は現地に工場を作り、現地の実情に合わせた車作りをしています。例えば、ハンドルですが、アメリカ車の場合は日本で販売するときもハンドルは左座席です。日本車の場合はそれぞれの国に合わせて、左ハンドルにするか、右ハンドルにするかを決めて作られています。

世界でも最も売れている車種はカローラですが、アメリカで売られているカローラは日本のカローラよりも一回り大きく作られています。アメリカ人の体格は日本人よりも大きいことが考慮されて、大きさも変更されているのです。

このように現地の実態に合わせて車作りをすることで、日本車の世界的シェアが圧倒的なNo.1となっています。

まとめ

世界では日本車が売れているということですが、具体的な数字で見てみると、やはりかなり売れているんだなということが分かります。トヨタは何となく売れているのは分かりますが、スズキが世界的には売り上げを獲得しているというのは驚いた人も多いのではないでしょうか?

スズキは販売台数も世界の市場で伸ばしているので、世界規模で見た場合、今後の事業展開も期待ができます。

今回は日本車が世界でどれだけ売れているかということを取り上げました。その他のテーマでもスズキのように日本ではそれほど売れていないけど、世界規模で見たら結構売れている日本メーカーもありそうですね。そういった業界や企業も今後取り上げていきたいと思います。