マルタに友達に会いにいくために、ハンガリーのブダペストからWizzAirに乗って行きました。WizzAirを利用する際に注意するべきポイントは『荷物制限』『オンラインチェック』『搭乗ゲート』の3つです。
実際にWizzAirに乗った経験を基づいて、この記事では『オンラインチェックイン』と『搭乗ゲート』、そしてその他の知っておいた方が良いと思う点について記載しています。
『荷物制限』とヨーロッパでの航空チケットの探し方に関しては『注意すべきは3つ!Wizz Air(ウィズエアー)の予約と搭乗 「荷物制限」編』でまとめています。
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WizzAirのチケットの種類は「BASIC」「WIZZ GO」「WIZZ PLUS」の3種類がありますが、ここでは「BASIC」を基準に解説しています。
抑えておきたいポイント2『オンラインチェックイン』
「BASIC」のチケットを購入した場合、出発日の2日前から、「Wizz Go」もしくは「Wizz Plus」のチケットを購入した場合は出発日の30日前からオンラインチェックインをすることが可能です。
その際、予約表を印刷することも可能となります。
予定日から1ヶ月以内に「WIZZ GO」もしくは「WIZZ PLUS」のチケットを購入する場合は、WizzAirのHPから予約をすべきだと思います。理由としては、チケットの予約手配ができる比較サイトで予約をした場合、さらにWizzAirのHPにいってオンラインチェックインをしなければいけないので、二度手間になってしまうからです。
私は、比較サイトからチケットを購入しただけで、空港でチェックインすれば良いと思っていましたが、これが唯一、WizzAirの予約で悔いが残っています。なぜなら、空港でチェックインするには追加で片道30ユーロを支払う必要があったからです。
WizzAirの予約時もしくは予約後に、オンラインチェックインをして予約表を印刷できれば無料でオンラインチェックインをすることが可能です。
あと、予約時に紙が印刷できない場合は、「Airport Check-in」(空港チェックイン)を選択することができます。その際、チケット代に合算して別途10ユーロ必要となります。
私はこれをしておけば良かったと後悔しています。
私のようにWizzAirのHPでは何も選択せずに、「Airport Check-in」(空港チェックイン)をした場合は、追加で片道30ユーロ支払う必要があります。WizzAirのホームページで「Airport Chek-in」を選択しておけば10ユーロで済んだのですが、20ユーロも変わるとは想像もしていませんでした。
WizzAirのHPの実際の予約画面
予約をしていくと、以下の画面のように「Airport check-in」という項目があります。空港でのチェックインが必要な場合は、ここを選択するようにしましょう。紙が印刷できる環境であれば、特に選択せず、予約表を印刷するのを忘れないようにしましょう。
以下の画面での通貨はUHA(ウクライナの通貨)となっていますが、10ユーロほどです。
オンラインでの予約に関していえば、荷物に関する事項と「Airport check-in」の項目以外の有料サービスは基本的に選択する必要はないと思います。
後は、英語がかなり苦手ということでなければ、予約を完了するところまでそう難しくないと思います。
オンラインチェックイン不可の空港もある
今のところ、「Airport Check-in」(空港チェックイン)のみしか対応していない空港もあります。この場合、オンラインチェックインはできないため、空港チェックインは無料となります。
上の予約画面の写真では、「オンラインチェックインのサービスが利用可能になるまでは、空港チェックインは無料です」と書いてあるので、WizzAirとしてはすべての空港でオンラインチェックインができるよう対応するという意図だと思います。
予約する際に、「Airport Check-in」(空港チェックイン) の項目をしっかり確認するようにしておいてください。なお、現時点でオンラインチェックイン対応不可な空港は、以下の通りです。
・UAE:ドバイ国際空港(ブダペスト便のみ)
・ギリシャ:コルフ国際空港
・スペイン:パルマ・デ・マヨルカ空港
抑えておきたいポイント3『搭乗ゲート』
(写真:ブダペスト空港)
無事にチェックイン、搭乗手続きを終えると次にWizzAirで注意すべき点は『搭乗ゲート』です。搭乗ゲートは基本的には直前にしか知ることができません。そのため、空港内の電光掲示板を確認する必要があります。
ブダペストとマルタの空港に関しては、出発時間は決まっているため、電光掲示板に何時何分に搭乗ゲートが知らされるという時間が記載されています。
搭乗ゲートが知らされる時間までがフリータイムだと思っておいた方がよいと思います。それまでに、トイレに行ったり、食事をしたり、お土産を買うようにしましょう。
私がリスト・フェレンツ空港(ブダペスト空港)で電光掲示板に搭乗ゲートが記載されたのは約1時間前でした。その後、タバコを吸う時間くらいあるなと思って、一服して10分後にもう一度電光掲示版を確認するとすでに”FINAL CALL”の文字がありました。
つまり、「搭乗者の最終確認中です。もうすぐ搭乗を締め切りますよ」ということなので、あわてて搭乗ゲートまで向かいました。
無事、搭乗ゲートに着きましたが、搭乗ゲートの場所が確定してからファイナルコールまでがかなり短かったです。「搭乗ゲート確定=ファイナルコール」という認識で良いかと思います。
その他のポイント
WizzAirに関して、予約のキャンセル・延長、荷物超過手数料、優先搭乗など多岐にわたる細かいルールがありますが、基本的には『荷物制限』『オンラインチェックイン』『搭乗ゲート』の3つを考えて予約・搭乗すれば問題ないと思います。
その他、知っておいた方がよいこともまとめておきます。
「Basic」「Wizz Go」「Wizz Plus」の違い
これらの違いは予約時の画面で説明されています。ウクライナからポーランドの便を探していた際に、なぜかサービスの良い方の「WIZZ PLUS」が「WIZZ GO」より安くなっていますが、この理由はよく分かりません。
サービスの違いに関しては、以下の通りです。
●「BASIC」
└機内持込み手荷物、2日前からのオンラインチェックイン
●「WIZZ GO」
└機内持込み手荷物(搭乗保証付き)、20kg以下の預け入れ荷物、機内持込み手荷物に加えたもう一つの手荷物(パソコン用バッグ、カメラ用バッグなど)、前列とエクストラレッグルームの席を除く無料座席指定、優先搭乗、30日前からのオンラインチェックイン
●「WIZZ PLUS」
└機内持込み手荷物(搭乗保証付き)、32kg以下の預け入れ荷物、機内持込み手荷物に加えたもう一つの手荷物(パソコン用バッグ、カメラ用バッグなど)、前列とエクストラレッグルームの席を含む無料座席指定、優先搭乗、Wizz Flex(3時間前までのフライトの変更など)の利用、30日前からのオンラインチェックイン、無料空港チェックイン、搭乗するフライト情報の配信、WIZZアカウントの返却
支払う通貨で割安にできる
ブダペスト空港からの出発したチケットを予約した時、HUR(ハンガリーフォリント)かユーロで、チケットを購入することが可能でした。私がチケットを購入した時の対円の為替レートを比較すると、HURで購入したほうが1,500円ほどお得だったので、そちらを選択して買いました。
●1フォリント=0.41円
└HURでチケットを購入すると、47,820フォリント=19,468円。
●1ユーロが131.51円
└ユーロでチケットを購入すると、160.05ユーロ=21,048円。
最後に
LCC(格安航空会社)は利用者の立場からすると、結構複雑で面倒くさいと思いますし、実際、これだけ調べるだけでも結構苦労しました。
WizzAirを利用する際には『荷物制限』『オンラインチェックイン』『搭乗ゲート』の3つを抑えておけば、基本は大丈夫かなと思います。もちろん、利用する方がどのように利用したいかによっても追加される費用は変わってきます。
私の場合、ブダペストのホステルに大きなバックパックを預け、3日分の衣類と歯ブラシやタオルなどの日用品だけを持ってWizzAirでマルタに行きました。
なぜなら『Basic』のチケットで無料の機内持ち込みだけを使用するためです。大きなバックパックを持っていれば、それだけ往復分の費用がかかるので、これは良い選択をしたと思います。
最後に、この記事がWizzAirを利用される方に、少しでもお役に立てていただければ幸いです。
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