マルタ空港に到着して中心街に行く方法としては、電車はマルタにないのでタクシーかバスとなります。昨年、マルタ留学でマルタに来たときは、飛行機が深夜着ということもあり、タクシーに乗車しましたが、今回はバスを利用。
観光でも留学でも、マルタに来たらほとんどの人はサンジュリアン、バレッタ、スリーマ、もしくはその周辺の地域に宿泊することになるので、この記事を参考にしていただけたらと思います。
マルタ空港に到着
ブダペスト空港からマルタ空港に到着しました。マルタは6月~9月がオンシーズンで、ちょうどその時期と重なっていましたが、思いのほかマルタ空港内は人が少なかったです。
時刻は午後の4時頃、マルタ空港内で軽食を食べながらセンジュリアンへのバスを調べていました。空港から徒歩1~2分のところにバス停があるので、それを利用してセンジュリアンに向かいます。 マルタ空港から中心街への行き方は次の通りです。
マルタ空港から中心街への行き方
マルタ空港から中心街へ行くためには主な方法はバス、タクシー、ホテルの送迎サービスの利用となります。
空港は市内から離れたところにあるので、歩いて中心街へ行こうとすると2時間以上かかります。ちなみに私は、一度だけスリーマ(中心街)からマルタ空港へ歩いてみました。
休憩も取りながら行ったので2時間半くらいの道のりでしたね。 グーグルマップを使用しても「ここどこ?」というような場所もあったり、車道すれすれの道も歩くことになるので、大きい荷物を抱えているのであればオススメはしません。
マルタのバスの利用方法やタクシーの手配の仕方、お得なバスカードの購入方法などに関してはこちらでまとめています。
[blogcard url=”https://malta-english.com/information/transportation/”]送迎サービス
ホテルに宿泊しているのであれば、送迎サービスを利用するのが一番面倒くさくなくて良いかもしれません。ホテルを予約する際に、送迎サービスも合わせて予約すれば利用することができます。
また、「HOTEL SHUTTLE SERVICE」のサイトから直接予約して利用することも可能です。費用は約10ユーロ程度。
⇒「HOTEL SHUTTLE SERVICE」Malta Airport公式サイト(英語)
タクシー
空港のチェックインカウンターを背にして、左手方向の出入口付近にタクシーを手配できる場所があります。
街中でも同じように手配できるところがあるので、タクシーを使いたい場合はタクシーの手配所を使うか、電話かWebで予約することをオススメします。
【写真:街中のタクシー手配所】
タクシーステーションのようになっています。
費用はあらかじめ決められていて、バレッタまでが15ユーロ、センジュリアンとスリーマは20ユーロです。もちろん、その他の行き先も用意されていて、場所によって費用が変わり11~32ユーロで利用できます。
⇒「TAXI SERVICE」Malta Airport公式サイト(英語)
なお、タクシーを利用する場合は、空港の外でタクシーを捕まえないようにする方が良いです。流しのタクシーはぼったくりに合う可能性があります。
マルタに到着したこの日、バス停でバスを待っていると「ハイ!タクシー乗らない!?」と声をかけられましたが、「バスに乗るからいらない」と言って相手にしませんでした。
おそらく個人タクシーだと思うのですが、空港にタクシーの手配所があるのに、わざわざ客を探している運転手は信用できません。
バス
マルタ空港からは中心街へ行くにはバスを利用しても簡単に行くことができます。グーグルマップで検索すると行き方はすぐに見つかります。空港からサンジュリアンを検索すると、こんな感じで一発で分かります。
短期の旅行で来る場合、空港内に「Malta Public Transport」のインフォメーションセンターや販売所があるので、空港であらかじめ7日間有効なバスカードや、12回乗車できるバスカードを購入しておくと良いですね。
ちなみにこのカードは空港だけでなく、各バスターミナルのインフォメーションセンターなどでも購入することができます。
バスの乗車方法は、バスに乗る時にバスカードを提示するか、バスカードを購入していない場合は、運転手に費用を支払います。夏期は2ユーロ、冬期は1.5ユーロです。おつりのないように用意しておきましょう。
あと、バスカードを購入していない場合、運転手からバーコードのついた領収書を渡されます。90分以内であればそれを次のバスの運転手へ提示することで、別途費用を支払う必要はなく、バスを乗り継ぐことが可能です。
便利なサービス「maltatransfer.com」
送迎サービスの一つですが、ここは結構安くて便利です。サンジュリアンまで行くのに大きい荷物一つ、小さい荷物一つであれば5ユーロで行くことができます。「乗合バス」みたいなものですね。
また、最大4人までで、大きい荷物3つ、小さい荷物3つという条件で20ユーロで車を1台チャーターすることができます。タクシーよりも大きい車なので、家族でマルタに旅行する場合には助かりそうです。
荷物が大きければ、バスではなくて、こういうサービスを利用するのも良いかと思います。行き先も各ホテルに指定できるので、便利ですね。利用する際はHPからの予約が必要となります。
『TD2』に乗ってセンジュリアンへ
今回、私は『TD2』(→バスの番号)を利用して行きました。空港からは『TD2』『X1』『X2』『X3』『X4』のバスが便利です。行き先によって番号が変わります。
「Malta Public Transport」によると”Express Routes”を走るバスで、日本語でいえば「特急路線」を走るバスです(翻訳は適当なので、こんな感じだとイメージしてください)。
バスは基本的に各バス停に停まります。各駅停車のような感じですね。しかし、これらのバスは特急列車のような感じでメインのバス停にしか停まりません。
つまり、他のバスよりも早く目的地に着くことができます。費用は通常の路線バスより高めで夏期は3ユーロでした。このバスだと、マルタ空港からセンジュリアンまでは30分程度で行くことができます。
【写真:バスTD2】(画像が荒くてすいません)
グーグルマップはマルタの移動時には最強の武器
グーグルマップはマルタでかなりお世話になりました。というかバックパックをしていると、バスや電車の検索にもとても便利なので、ヨーロッパではかなりの頻度で使っています。
たまに、世界一周を旅している日本人に出会うと、彼らはオフラインでも使える『Maps.ME』をよく利用しているそうです(私は使ったことがありませんが、、、)。
マルタの移動に関していえば、「タクシーで豪華に過ごすぜ」って人以外、移動時はほぼバスを利用することになります。マルタ島内はバスであればどこでも行くことが可能です。
マルタでバスを調べる時、瞬時にどこのバス停で何番のバスに乗ればよいか分かるので、グーグルマップは最高の味方となります。
まとめ
今回、マルタ空港から中心街(センジュリアン)へは路線バスを利用して行きましたが、タクシーよりもかなり安かったので、お得感がありました。ブダペストにメインのバッグを預けてきたので、荷物が少なかったからだとも思います。
マルタの土地に慣れていなくても、お昼の時間で荷物がスーツケースと小さなカバン1つくらいであれば空港からの移動はバスで十分だと思います。
それとは反対に夜に到着したり、荷物が多かったりする場合は、タクシーやmaltatransfer.comのような送迎サービスを利用した方が安全面対策にもなるので良いと思います。
再度言いますが、流しのタクシーは危険です。かなりの英語力と交渉テクニックがあれば使っても良いかもしれませんが、基本は止めておきましょう。
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