マルタ観光

マルタ観光

マルタのおススメ観光スポット

首都バレッタ(Valletta)

ヴァレッタ首都のヴァレッタは街自体が世界遺産に登録されています。元々は港を守るための城塞でしたが、現在ではバーやカフェ、レストランなどで賑わっています。街並みはとてもヨーロッパ的な建造物があり、マルタの歴史を肌で、匂いで感じることができるでしょう。最近ではヴァレッタは「2018年のヨーロッパ文化の首都」と発表されていて、豊かなバロック様式の文化遺産が反映されたものです。

聖ヨハネ准司教座聖堂(St John’s Co-Cathedral)

聖ヨハネ大聖堂

聖ヨハネ大聖堂ヴァレッタにある最もポピュラーな観光スポット。1578年、マルタ人の建築家、ジェロラ・カッサールによって完成。外観は質素であるものの、内部は壮麗かつ豪華。長方形のバロック式の内部は、歴代の総長達によって装飾されたものです。
ヒールや肌を露出をした服装だと入場を断られる場合があります。

 

※日本語のオーディオガイドあり。
※OPEN :9:30~16:00(土曜日は12:30)
※定休日:日曜日
※入場料:大人-10€、シニア・子供-7.5€、12歳以下の子供は大人同伴で無料

青の洞門(blue Grotto)

青の洞門

イタリアのカプリ島の青の洞門は有名ですが、マルタの西海岸にもいくつかの洞門があります。イタリアの青の洞門は潮の満ち引きによって、入れなかったり、待たなくてはいけませんが、マルタの場合は潮の満ち引きに関係なく、美しい透き通ったブルーの色彩を楽しむことができます。近くの船着き場からボートに乗って青の洞門を回遊します。

【Blue Grotto boat service】
OPEN :(サマータイム)9:00~17:00、(ウィンタータイム)9:00~15:30
行き方:201番、もしくは71番のバスで「Wied Iz-Zurrieq」で下車し、徒歩3分
費用 :大人8€、子供4€

ポパイ村(Popeye Village)

ポパイ村

ポパイと言えば、ほうれん草と上腕二頭筋、そしてパイプタバコですね。1980年、映画ポパイがここで撮影されました。映画撮影後はこの施設がなくなる予定でしたが、マルタ政府の要望により現在アミューズメントパークとして運営されています。マルタ島の北に位置していて、バスで行くことができます。夏であれば隣接の海で楽しむこともできます。

【住所】
Triq Tal-Prajjet, Il-Mellieħa, Malta
【URL】
https://popeyemalta.com/index.html
【営業時間】
11~3月 : 午前9時30分~午後4時30分
4~6月、9~10月 : 午前9時30分~午後5時30分
7~8月 : 午前9時30分~午後7時00分
【入場料】
11月~5月 : 大人 €10.50、子供 €8.50
6月、9月、10月 : 大人 €14.50、子供 €10.50
7月、8月 : 大人 €14.50、子供 €10.50

マルサシュロック(Marsaxlokk)

マルサシュロック

マルサシュロックはマルタ島の南東に位置する港街です。青、赤、黄などのカラフルな色をモチーフにした伝統的なボート「ルッツ」が目に映ります。港沿いにはレストランが並んでおり、新鮮な魚介を楽しむこともできます。日曜日の午前中にはサンデーマーケットが開かれていて、新鮮な魚介をはじめ、お土産として人気なマルタ原産のハチミツや、スイーツ、日常生活品なども販売していて、多くの人が買い物やカフェを楽しんでいます。首都バレッタからはバスで30~40分で移動できます。

イムディーナ(Mdina)

イムディーナ

イムディーナは1571年にヴァレッタが建設される前まで首都。狭い静かな通りを持つ城塞都市であり、「静寂の街」と言われています。城壁に囲まれた街の面積は東京ドーム約2倍弱で、現在は約300人の人々が住んでいます。ヴァレッタが建設された当時、何人かの住人たちは新市街へ移りましたが、残った人々にはマルタの貴族もいてイムディーナの邸宅に住み続け、その結果14世紀、15世紀の邸宅が現在も残されることになりました。この小さな都市には、聖パウロ大聖堂をはじめとする数多くの建造物と記念館がある。
マルタ島の中心部にあり、首都ヴァレッタからはバスで30~40分程度。

モスタ(Mosta)

モスタ

モスタは、マルタ島のおおよそ中央に位置しています。昔は内陸にあるため、海からの攻撃をうけることのない安全な土地だと考えられていました。モスタはマルタ島の南部と東部から北部へ旅行する旅人たちのルートとして重要な拠点でした。
今日の主な観光名所は1871に建設されたモスタ・ドーム。そのドームの大きさはローマ、ロンドンに次いで第3の大きさです。この教会は有志の手によって、少しずつ長い年月をかけてマルタの人々の手により建設されています。
このドームには逸話があります。1942年に、1000ポンド(約454キロ)爆弾がこのドームにめがけて投下されました。ドームを貫いた爆弾は内部で爆発しなかったため、ドーム内にいた人は誰も死なず、また建物も無事でした。現在、ドーム内にはその不発弾も展示され、触れることもできます。

【モスタ・ドーム】
住所 : Rotunda Square, Mosta, Malta, Il-Mosta, Malta
URL : mostachurch.com
入場 : 無料
行き方 : 首都ヴァレッタからバスで30~40分

パーチャビル(Paceville)

パーチャビル

セントジュリアンにある、マルタのナイトライフを語るにはずせない場所。レストランやバー、クラブが軒を連ねて、多くの若者がダンスや音楽を求めにやってきます。「恋愛をしたいのならパーチャビルに行け」と言われるほど、若者たちにとって人気のスポット。
基本的にマルタのバーやクラブは入場料を支払う必要はなく、ドリンクは店の中で買うことができます。店の外では割引券を持った客引きをしているスタッフもいるので、入場する際には割引チケットをもらうとお得。

ゴゾ島(Gozo)

ゴゾ島

ゴゾ島はマルタ島に続く、マルタ共和国で二番目に大きな島です。静けさとゆとりのある暮らしをしていて、自然が豊かで、農業と漁業が盛んです。ゴゾ島には訪れるべき観光スポットも多くあります。マルタ島からは深夜でも営業を行っているフェリーを利用して海を渡ります。ゴゾ島はマルタ島から北へ約6kmとそれほど離れた場所にあるわけではないので、マルタに滞在していながら、日帰りでゴゾ島を楽しむこともできます。
※フェリー : http://www.gozochannel.com/en/home.htm

ゴゾ島の主な観光スポット

ビクトリア

ゴゾの人々からは「ラバト」とも呼ばれるビクトリアはゴゾ島の中心都市。ローマ時代からゴゾの首都であったと言われています。旧市街というよりは近代的な建築が残っていて、観光客も多く訪れています。
ビクトリアの商業の中心はイトックという地区で、バンクンチーニ(アーモンドベースのケーキ)やゴゾ名物の「タス・サリブ」(甘いタルトみたいなお菓子)を買うこともできます。

チタデル

チタデルはビクトリアの中心の城塞です。チタデルの北部は現在、廃墟化していますが、大聖堂のある南部は良い状態で保たれています。チタデル内の旧裁判所と旧知事宮殿は、今でもゴゾの裁判所として使用されています。旧刑務所と騎士団の武器庫、考古学博物館、自然史博物館と民族博物館も併設されています。

ドエイラ

ドエイラは自然しさが際立つゴゾ北西部の海岸です。様々な岸壁が四方に広がっていて、風が美しい海の波を運び、岩と波が重なり合う様子は、マルタを象徴するような光景です。「アズール・ウインドウ」と呼ばれる巨大な天然のアーチ型の岸壁があります。このあたりの海水は青々としていて、マルタの中でも1,2を争うほどのシュノーケリングスポットです。近くには「イル・オフラタルベドウィン」として知られる水中洞窟もあります。

マーサルフォン

ゴゾで最も人気のあるサマーリゾート地です。夏には観光客のみならず、ゴゾとマルタの人々も訪れる場所です。レストランでは1年を通じて新鮮な魚介類を食べることができます。夏はあらゆる種類のウォータースポーツを楽しむことができます。マーサルフォンには数件のホテルとコンドミニアム、ゴザの工芸品を扱う土産店などその他にも観光客に便利な施設が備えられています。

シェレンディ

ゴゾ島の南西に位置する村で、地元の人々も観光客も訪れるサマーリゾート地です。元々は漁村で、マルタでは珍しい砂浜をもつ美しい入り江があり、近年では観光地に変容しました。ビーチやレストラン以外にも散歩を楽しむことができます。散歩道を進み、石の階段を上がれば断崖へと続き、最後には海につながる洞窟が待ち構えています。

ラムラ湾

ラムラ・イル・ハムラはゴゾの北岸に位置しています。「赤い砂浜」という意味のマルタ諸島では最も細かい粒子の砂浜があり、ラムラ湾こそマルタ諸島全体で最高のビーチと評する人もいます。このビーチは、広々としていて、赤っぽい砂浜でできています。この赤茶色の砂が、マルタ諸島の他のビーチと一線を画す特徴となっています。夏は地元の人々にも、観光客にも人気のスポットで、カップルだけではなく、子供のいる家族にも良い思い出になれる場所です。
ビーチの周りには、「カリプソの洞窟」という有名な洞窟があります。ギリシャ神話にでてくる海の精霊であるカリプソがオデュッセウスに魔法をかけた場所がここだとされています。また、ローマ時代の遺跡も残っていて、EUが保護する自然地区「Natura 2000」の一つにもなっています。

コミノ島

コミノ島はマルタ島、ゴゾ島に次ぐ第三の島です。コミノの最大の観光スポットはブルーラグーンで、この海で海水浴やシュノーケリングを目当てにくる観光客も多く、透き通る海水の透明度とその海の下にある光り輝く白い砂は圧巻。コミノは映画撮影のロケ地としても有名で、「トロイ」「モンテ・クリスト伯」「スウェプト・アウェイ」が撮影されています。
コミノ島へ行くツアー、もしくはゴゾ島とコミノ島の両方をいくツアーが街中で多く見かけられます。ツアーには現地で申し込みをすることもできますし、滞在するホテルによっては、コミノ島に訪れるツアーを用意してくれています。



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