チェコのプラハでいる時にマルタまでの航空チケットを探していると、ハンガリーのブダペストからマルタへ行くWizzAir(ウィズエアー)という航空会社が最も安かったです。なので、ハンガリーを経由して、マルタに行くことにしました。
ヨーロッパではLCCはいくつかありますが、WizzAirの人気もヨーロッパの中では高く、ハンガリーの最大手航空会社です。
WizzAirの予約、搭乗に関して、色々と調べていった結果、注意すべき点が3つあります。それは『荷物制限』『オンラインチェックイン』『搭乗ゲート』の3つです。これらに関して、実際に乗った経験に基づきお伝えします。
この記事ではヨーロッパでの航空チケットの探し方とWizzAirの「荷物制限」についてまとめています。
「オンラインチェックイン」と「搭乗ゲート」については、『注意すべきは3つ!Wizz Air(ウィズエアー)の予約と搭乗 「オンラインチェックイン」「搭乗ゲート」編』を参照ください。
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比較サイトで条件の良い航空券を探そう
ヨーロッパの格安航空と言えばRyanairなイメージがありましたが、WizzAirも人気のLCCです。ブダペストのホステルで出会ったスウェーデン人もWizzAirでスウェーデンからブダペストまで来たと言っていました。
WizzAirが人気なのは彼が言うにはずばり安いからです。
まずは、ヨーロッパでの航空券の探し方ですが、自分の条件に合った航空チケットを手配するため、比較サイトを利用します。
ヨーロッパで飛行機を検索する時は、いくつか比較サイトを利用していますが、私の場合、必ずと言っていいほどスカイスキャナーを使って調べています。なぜなら、最も条件の良い航空チケットを検索するのに最適な比較サイトだからです。
ここで良いのが見つかれば、航空会社のサイトもチェックしていきます。
比較サイトでチケットの手配まで完了することもできるため、面倒であればスカイスキャナーで予約も完了させています。
今回もスカイスキャナーで見つけた航空券をそのまま購入しました。しかし、WizzAirに関して言えば、チケットの種類にもよりますが、基本的にはWizzAirの公式サイトから予約をした方がよいと思います。
『注意すべきは3つ!Wizz Air(ウィズエアー)の予約と搭乗 「オンラインチェックイン」「搭乗ゲート」編』に記載していますが、「オンラインチェックイン」を簡単にすることが可能だからです。
Wizz Air(ウィズエアー)で抑えておきたい3つのポイント
日本でもヨーロッパでもLCCは費用が安いのですが、色々とルールが設けられています。そのため、複雑に感じるかもしれませんが、WizzAirに関しては3点に注意していれば、ほぼ問題ないでしょう。
WizzAirのチケットの種類には「Basic」「WIZZ GO」「WIZZ PLUS」という3種類がありますが、最も安い「Basic」を基準に解説していきます。
抑えておきたいポイントは、『荷物制限』『オンラインチェックイン』『搭乗ゲート』の3点です。
抑えておきたいポイント1『荷物制限』
LCC(格安航空会社)の場合、まずチェックしておかなくてはいけないのは何と言っても自分の手荷物です。どれだけの荷物を飛行機に持ち込むか、預け入れるかによって金額が変わってきます。
機内持込み
機内への持ち込みは55×40×23cm、10kg以下の1つの荷物であれば無料で持ち込むことが可能です。チケットを「Basic」で予約した場合、2つ以上の手荷物を持ち込むことができません。
「WIZZ GO」もしくは「WIZZ PLUS」でチケットを申し込むか、『Priority Boarding』(優先搭乗)をネットか空港で申し込めば、「パソコン用バッグ、カメラ用バッグ、40×30×18cm以下のバッグ」のいずれか一つを追加で機内に持ち込むことが可能です。
●Priority Boardingの費用
└ネットで申し込み:5~12ユーロ
└空港で申し込み:25ユーロ
また、規定以上の荷物は56×45×25cmまでの荷物であれば、10ユーロ支払うことで機内への持ち込みが可能です。これ以上の大きさになる場合は、預け入れとなります。
預け入れ荷物が必要な場合は、最低でも14ユーロ以上は必要となります。(詳細は次の「預け入れ荷物」を参照ください。)
その他の機内持込み
●次のものも無料で持ち込みが可能です。
└コートやブランケット、携帯電話、書籍、新聞、2歳以下の乳幼児用の食事、折りたたみベビーカー(乳幼児1人につき1つ)、ベビーベッド(乳幼児1人につき1つ)、松葉杖など
(その他、お土産に購入した免税品の持ち込みや、手荷物検査が終わった後の食べ物などは持ち込むことができます。)
●液体の機内持込み
└容器に入れて最大で100ml。複数ある場合は、透明かつ開閉可能な20×20cm以下の1ℓ容器に入れて持ち込む必要があります。シャンプー、日焼け止めもこれに該当するので気を付けましょう。
【写真:空港のWizz Airチェックインカウンター前】
預け入れ荷物
航空チケットとは別に費用がかかります。
まず、大きさに関しては149×119×171cm以内の荷物であること。これを超える場合はさらに追加料金が必要です。荷物に関しては20kg以下、32kg以下の2種類から選択することが可能です。
インターネットでは上記の手荷物3つまでを申請して、支払うことが可能です。さらに荷物がある場合は、空港に行った際に追加で費用を支払うことになり、最大6つまで預け入れることが可能です。
費用はシーズンや搭乗する飛行機によって変わりますが、ホームページでは以下の基本費用が記載されています。また、オンラインで支払う方が空港で支払うよりも割安となっています。費用については、1つの預け入れ荷物の費用です。
●オンラインで支払う場合
└オフシーズン(20kg以下):14~60ユーロ
└ハイシーズン(20kg以下):19~70ユーロ
└オフシーズン(32kg以下):19~74ユーロ
└ハイシーズン(32kg以下):25~86ユーロ
●空港で支払う場合
└オフシーズン(20kg以下):60ユーロ
└ハイシーズン(32kg以下):120ユーロ
※参考:ハイシーズン(2017ー18年)
└2017年3月20日~2017年10月1日
└2017年12月9日~2018年1月8日
└2018年3月23日~2018年4月15日
└2018年5月19日~2018年9月30日
預け入れ荷物は多ければ多いほど複雑になってくるので、行く日程が決まれば、実際のホームページで具体的に入力し、確認するようにしましょう。
こんな方法でWizzAir(ウィズエアー)を利用しました。
私の場合は、ハンガリーのホステルが1泊5ユーロくらいだったので、6日分の宿泊費(約30ユーロ)を支払い大きなバックパックをそこに預けて、無料で機内持ち込みに収まるだけの荷物を持ってWizzAirでマルタに行きました。
実際にこのハンガリーのホステルに宿泊したのは、最初と最後の2泊だけです。あとは荷物を置かせても貰うというだけで宿を取りました。
なぜなら、バックパックを預け入れるより、その方が安かったからです。あと、3日分の衣類とシャンプーなどの日用品しか持って行かなかったので、身軽になれるというのも理由の一つです。
ホステルのホストがめっちゃいい人
ここの宿のホストはすごく優しかったです。優しいだけじゃなく、とても素敵な方で、世話好きな叔母さんの家に遊びに来たみたいな感覚でした。
Booking.comで予約をしていたのですが、「それなら2泊分だけで良かったのに、あなたは支払いすぎだわ」と言ってくれました。
実際に、宿代は安かったので「私の代わりにバックパックが宿泊します!」と言って、6泊分支払いましたが、その後、バスのチケットを貰ったり、マルタの次に旅をしようと思っていたハンガリーの温泉の割安チケットを用意してくれたりしました。
とても安いホステルで、空港から近いという理由だけで予約しましたが色んな人とも出会えて、楽しかったです。
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