【フィリピン留学】事前準備としての勉強法を紹介します!

【フィリピン留学】事前準備としての勉強法を紹介します!

フィリピン留学前の事前勉強はとても大切なことです。フィリピン留学では英会話に集中するために、日本にいる間は文法力・語彙力を上げておくことが大切だと前回記事に説明しました。

[blogcard url=”https://malta-english.com/importance-of-studying-english-before-philippines/”]

 

今回はそのために必要な勉強方法について紹介していきます。無料の英語学習サイトや市販のおススメ教材なども合わせて書いていきます。英会話を本格的に始めたい人や、オンライン英会話を始めたい人も参考になると思います。

フィリピン留学

『究極の英単語』シリーズ

英単語については色んな参考書があると思います。いったい何から手を付けてよいか分からないという人も多いのではないでしょうか。

個人的におススメしたいのはアルク出版の『究極の英単語』シリーズです。アルク出版と言えば、『キクタン』シリーズも有名で教育出版業界ではとても有名な会社です。

『究極の英単語』シリーズは長年の英語教育ノウハウをもとに、日本人英語学習者にとっても有効でネイティブスピーカーの使用頻度も高い12,000語の重要単語を4つのレベルに分割し、3,000語ごとの全4巻で収録したものです。

中学1年生レベルから専門的な学術用語まで網羅しています。レベル1の第一巻はそれこそ”I”、”is”、”have”といった誰もが知っている基本の英単語ばかりが掲載されていますが、第二巻になるときっちり勉強しておかないと理解できないレベルの英単語が出てきます。

この『究極の英単語』シリーズを第二巻まで完全に理解していれば、日常生活で登場する単語はほぼカバーでき、留学先のマンツーマンレッスンでも学習した知識を遺憾なく発揮できるはずです。

『究極の英単語』の第一巻の内容でも日常会話に登場する語彙の7~8割はカバーしていて、第二巻で残りをカバーするといった感じです。

第二巻の2,000語を覚える頃に、語彙力はTOEIC700点を超える力を得らるでしょう。

『究極の英単語』の活用方法

4ヶ月を目安にして5000語を目標に覚えるようにしましょう。もちろん、語彙力によって差があるので、もともと語彙力がない人は6ヶ月かけても構いません。

第一巻は3000語中、最初の2000語くらいまでは今更やるまでもなく覚えていたり、サッと確認するだけで十分なものも多いです。日常会話が目的であればTOEICの700点が目標値になってきます。そのためには、第二巻の2000語くらいまでは覚えたいところです。

そうすると、本腰を入れて覚えなくてはいけないのは、第一巻の残り1000語と第二巻の最初の2000語を合わせた3000語です。

一日25単語を覚えていけば、4ヶ月ですべてを習得できるとう計算になります。

完璧に覚えられなかったとしても、一度は脳のなかに入れた記憶はふとしたきっかけでまた引き出されることがよくあります。留学中に講師の言葉で記憶を呼び覚まされることも多いでしょう。

知識がゼロの状態だったのとでは得られるものがまったく違ってきます。留学先の授業でわからなかった単語に蛍光ペンをつけて、そのたびに単語を覚えていくよりも、『究極の英単語』シリーズなら覚えるべき単語をレベルごとに理解できますから、効率的に学習することが可能です。

単語の覚え方

私がやってきた単語を暗記する方法を紹介します。

やり方自体はそれほど難しくありません、「流し読み」という方法です。1ページを根気強く覚えていくのではなく、何度も全体を読んでいくやり方で、少なくとも5周は読んでいきます。ポイントは2つです。

まず一つ目は、『究極の英単語』もそうですが、単語を覚えるために本を読む場合、「英単語」と「意味」しか読みません。例文も記載されていますが、それは飛ばします。日本語の「意味」を理解することが難しい時に確認する場合か、5周以上読み終わっている時に例文を含めて流し読みをする場合もあります。

二つ目は、発音です。電車やカフェでも読むのですが、頭のなかで単語の「発音」と「意味」を読むようにします。例えば”book”だったら「ブック、本」といった感じです。新しい単語を覚える場合、発音が分からない場合は電子辞書やweblioなどのネット辞書を利用して発音を確認し、単語の上にでも書いておきます。

一つの単語でかける時間は1~2秒くらいですが、最初の1周目は理解するのに時間がかかったり、発音の確認に時間がかかったりするので、一日100語程度を目安にします。2周目移行はひたすら頭の中で一つの「英単語」と「意味」を繰り返していきます。

3周目くらいから段々と記憶に定着していく感じがつかめるはずです。5周目を終わるころには、英語の本や記事を読んでいると、新しく覚えた単語が出てくれば意味が理解できるようになるでしょう。

ネットで英語の映像を見る

英語でニュース

アメリカの「CBS」やイギリスの「BBC」、日本の「NHK WORLD」など、英語でのニュースが放送されていて、インターネットで視聴することができます。

キャスターはしっかりとした発音で正しい英語を使っているため、耳を慣れさせるのに向いています。時事の話題には難しい単語も登場しますが、決まったフレーズが多いので理解もしやすいでしょう。

特に「NHK WORLD」は日本で放送されているニュースの英語版という感じなので、内容も理解しやすいと思います。

▶『CBS』はこちら

▶『BBC』はこちら

▶『NHK WORLD』はこちら

TED

『TED』はその道のプロフェッショナルが持論をプレゼンテーションする人気サイトです。専門性が高い内容だと理解が難しかったりしますが、聴衆に向けてハッキリとわかりやすい言葉で話していることも特徴です。

字幕も翻訳もあるので、オーバーラッピングやシャドーウィングをしながら見ることもできるため、英語学習という点でも活用することができます。

TEDを使っての学習方法やオススメの動画をまとめていますので、参考にしてみてください。

[blogcard url=”https://malta-english.com/recommend-to-watch-tedtalks-to-learn-listening-english-and-how-to-learn-english-from-it/”]

Youtube

Youtubeには英語圏で放送されていたテレビ番組や、英語版のアニメなどもアップロードされています。字幕がない動画でも「字幕設定」がされていることもあるので、楽しみながら視聴することもできます。

ただ、映画やドラマは注意してください。ネイティブ向けのイディオムやスラングがたくさん登場するので、言葉を聞き取ることができず、自信を喪失する恐れもあります。

しかし、英会話の中級者や上級者でさえも映画やドラマはハードルが高いです。聞き取れなかった英語は気にせずに、楽しみながらみることがポイントの一つです。

そして余裕があれば、分からないフレーズが見つけて、調べて自分のものにするという方法で十分だと思います。

レコーダーを使う

脳科学的には、耳障りな音ほど頭に残りやすいと言われています。

市販のリスニング教材では専門のナレーターが綺麗な発音で吹き込んでいるため、頭の中になかなか入ってこなかったり、徐々に眠くなってしまうものです。しゃがれた声や金切り声が印象に残ることもありますが、これも耳障りな音だからです。

最も頭に残りやすい音声というのは自分の声です。自分が映っている動画の声を聴いて「こんな声をしていたのか」と思った人は結構いると思います。それだけ、自分の声というのは違和感があり耳障りな音なのです。

なので、英語のフレーズを自分で読み上げたものを録音し、それを聞き直すことがリスニングにもスピーキングにも役立ちます。

もう一つ、レコーダーは自分の学習したことを忘れないためのとても良いツールです。文法や単語の意味を理解しながら、音声を録音して、何回も聞くことで、記憶に定着させるという効果もあります。

通勤中や通学中、私の場合はランニングをしている時にも聞いています。やればやるほど、知識が高まると同時に基本的に英語でしか録音しないため、英会話をするときに覚えたフレーズや単語をすぐに引き出すことができます。

最初はこそばゆい気持ちになりますが、効果は抜群です。

ICレコーダーがあればベストです。価格も3,000円くらいで売っているのでなければ購入しましょう。スマートフォンの録音アプリを使っても問題ありませんが、継続して続けていくと容量がいっぱいになってしまいます。

オンライン英会話

オンライン英会話であれば、フィリピン講師との直接マンツーマンで英会話のレッスンを行うことが可能です。1レッスンで25分、1日1回の授業で6000~7000円くらいが相場です。

フィリピン留学に行く時と同じように、基本的な語彙力や文法力がなければまともな英会話をすることはできないでしょう。しかし、自分の英語力を試してみる目的で使ってもよいと思います。何が自分には足りないのか、今後どうやって英語の勉強をしていくか見えてくるはずです。

講師が言っていることが理解できるか、簡単な英語なら話すことができるか、思った通りに自分の意見を英語で言えるかなど、自分の英語力がどの程度か把握するようにしましょう。

どうしてもフィリピン留学をする時間が取れないのであれば、継続してオンライン英会話を受けることも選択肢の一つです。しかし、優れた講師は実際の語学学校に在籍している場合が多いです。

すでに留学を決めているのであれば、フィリピン留学に慣れておくという目的に活用できると思います。

私はこれまで20以上のオンライン英会話のレッスンや無料体験を受けてきました。オンライン英会話は100社以上存在していますが、私の経験から大手のところを選択していれば特にハズレがあるという印象はありません。

DMM英会話』、『レアジョブ英会話』などの大手のオンライン英会話もあります。しかし、フィリピン留学を念頭に置いているのであれば『ネイティブキャンプ』、『kimini英会話』、そして『QQ English』が良いと思います。

 

まず『ネイティブキャンプ』ですが、月額が6,000円ほどの定額でレッスンが受け放題という特徴があります。時間に余裕がある人はネイティブキャンプでレッスンを可能な限り受けて、英会話にできる限り慣れておくと、フィリピン留学時にもすんなりレッスンに入っていきやすいです。

留学前に一日10レッスン受ける強者もいるくらいです。講師はフィリピン人講師だけではありませんが、7割以上はフィリピン人講師です。私もフィリピン留学前ではありませんが、ヨーロッパを周遊する前に英語に慣れるため毎日2レッスン受けていました。

ネイティブキャンプの公式ホームページはこちら

つぎに、kimini英会話』ですが、こちらは英会話初心者向けのオンライン英会話です。予習・復習がWebサイト上でしっかりできる仕組みになっているので、語彙力と文法力が足りないかなと思う人もレッスンに入っていきやすいです。

講師はすべてフィリピン人講師ですし、実際にフィリピンの語学学校の講師経験者も多いため、留学した時のイメージをつかみやすいと思います。英会話の予習・復習で着実にレベルアップをしていくという面で初心者向きかと思います。

▶kimini英会話の公式ホームページはこちら

そして、『QQ English』ですが、フィリピン留学の学校を調べたことがある人であれば名前を聞いたことがあると思います。実際にセブにある語学学校がこのオンライン英会話を運営していて、その学校と同じ講師・カリキュラムをネット上で受けることができます。

フィリピン留学を行こうかどうか迷っている人も一度レッスンを体験してみて、フィリピン留学の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。ここは最もフィリピン留学をネット上で体験できるオンライン英会話です。

▶QQ Englishの公式ホームページはこちら

まとめ

会話を始めるためには、やはり語彙力と文法力が必要になってくるので、それらを高める方法を紹介してきました。フィリピン留学中にはスピーキングに集中できるようになるべく多く知識を持っておくようにしましょう。

しかし、英語を楽しむことも忘れてはいけません。映画やドラマを見ることも気晴らしになりますが、先ほども書いたように聞き取りづらい単語やフレーズがたくさんあります。

なので、映画やドラマを見るときは楽しむことを目的にしたほうが良いと思います。頭が勝手に日本語字幕と役者が話している内容を比べていることがあると思いますが、それはあなたが英語学習にハマっている証拠です。

Youtbeや動画配信サービスの『Hulu』では日本語音声で英語字幕の動画もあります。普段とは逆なのですが、これが結構参考になります。日本語で話されている内容をプロの翻訳家が英語に翻訳しています。

なので、こうやって話せばいいんだということが分かり、日本の動画を英語字幕で見ることもオススメです。