フィリピン留学の英語上達効果は欧米留学の約２～３倍

フィリピン留学という言葉は英語の留学を検討している人なら誰しも聞いたことがあると思います。留学をするのであれば、もちろんフィリピン留学でどれくらい英語力を伸ばせるのかは気になるところですね。

アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダへの留学と比較してフィリピン留学の場合は２～３倍程度の学習効果が得られると言われています。

フィリピン留学で英語ができるようになるか？

もちろん、フィリピン留学に来る生徒の英語レベルにはバラツキがあるので、欧米留学の２～３倍の効果は全員に該当するわけではありません。上級者であればあるほど、上達効果は感じにくいです。

しかし、英語の中級者以下であればかなりの上達効果を感じることができます。充実したマンツーマンレッスンと英語学習に集中できる環境でしっかりと努力すれば欧米への留学に比較して２～３倍の効果を得ることは現実的に可能です。

TOEIC５００点以上からのスタートがベスト

日本ではTOEICが英語能力の一つの基準としてありますが、TOEIC基準で考えると５００点以上あればフィリピン留学での学習効果が高いでしょう。フィリピン留学の場合、発話の練習が多くなるので、英会話能力が上がることが期待できます。

TOEICは英語の「聞く・読む」を図るテストですが、英語のインプット、つまり単語や熟語など英語を話すための知識を知っているので、会話を実践し、英語の使い方をマスターしていくことができます。

これはフィリピンにいって経験したことですが、英会話ができるようになるためにはフィリピン留学前に５００点くらいあることがが一つの目安だと思います。やはり、これくらいのレベルである場合、周りの人も伸び率が高いように感じました。

それとは反対に５００点未満の場合、TOEICを６５０～７００点（日常英会話ができるレベル）まで到達するためには４ヶ月は最低必要になってくるでしょう。

２ヶ月くらいだと英語ができるかできないか微妙な感じだと思います。

TOEIC６００点以上の人

おおよそ２ヶ月程度で一定の会話ができるようになります。もちろん、レッスンをサボって遊びにいったりしていると上達は望めません。

TOEICが６００点以上の人は日常会話で使う単語や文法を一通り知識があるため、先生の会話も理解できて、訓練さえすれば会話として言葉を引き出せるようになってきます。

マンツーマンレッスンで英会話の英語のレッスンを受け続けていれば、レッスン量に比例して英会話力が伸びていきます。

初級者がビジネスレベルになるための期間

TOEIC５００点未満の人がTOEIC８００点（ビジネス英語レベル）になるためには６～８カ月が目安と言われています。８ヶ月留学してTOEICで８００点に届かない人は勉強のやり方が良くないか、そもそもサボっている人です。

真面目に勉強をしていれば、８００点まで行くためには初級者でも８カ月あれば誰でも可能です。

留学アドバイザーの方によると欧米に留学した場合、TOEIC５００点未満の初級者がTOEIC８００点を取るためには最低１年が必要だそうです。しかも、全体の３割程度の人しかその領域に到達できないようです。

まとめ

フィリピン留学はかなり注目されていますが、万能ではありません。半年や１年と時間をかけて留学ができる人は英会話のレベルが上がるという効果が生まれやすいでしょう。

しかし、大抵の人は１～２ヶ月という期間でフィリピンを訪れます。短期的に効果のある留学をするのであれば、まずは留学前の学習が大切だということですね。

ちなみに、フィリピン留学を１年経験すれば、TOEICが５００点未満の初級者でも、普通にやっていれば９００点を超えることは可能です。ビジネス英語はほとんどマスターして、英語でのプレゼンテーションやディベートも難なく行えるレベルになるでしょう。