フィリピン留学を検討している人にとって、留学の費用もそうですが、現地での生活はとても気になるものです。前回記事でお伝えした通り、現地の生活が合わずにフィリピン留学に不満を募らせる人が少なからずいます。
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現地での生活スタイルがイメージしておくことは、フィリピン留学を成功させるためにとても大切です。この記事では、フィリピン留学ではどのようなライフスタイルが待っているかお伝えしていきます。
部屋
ベッド、机、椅子、シャワー・トイレなど、海外の一般的な宿泊施設と同じ設備を備えています。ほとんどの学校には各部屋にシャワー・トイレがついています。
テレビに関してはついているところもあれば、ついていないところもあります。正直、面白いと思うようなテレビ番組を見かけることはありませんし、留学中はテレビを見る時間もほとんどないでしょう。
冷蔵庫に関しても学校によって様々です。共同で大きなタイプの冷蔵庫が用意され、名前を書いた袋を入れて各自で管理するところが一般的です。フィリピン留学では基本的に3食用意さいれていて、ウォーターサーバーもあるため、冷蔵庫はそれほど利用しないでしょう。
日用品
トイレットペーパー、歯磨き粉、シャンプー、石鹸などの生活に使用する消耗品は、日本から持参するか、現地で購入することになります。
初めの1週間分くらいは用意してくれるところもありますが、その後は提供されません。校内の売店や街で購入することも可能ですが、普段使い慣れてるものが良い場合は、日本から持っていくようにしましょう。
部屋割り
部屋の形態としては一般的に1~5人部屋です。学校側からすると、1人部屋は費用対効果が良くないため、1人部屋は一つの学校に5部屋前後です。最も多いのは2人部屋です。
どうしても1人部屋が良いという場合は、1人部屋を手配してもらうか、2人部屋を1人で使用することになります。
複数人部屋であっても、すべてのベッドが埋まっていない場合もあり、オフシーズンになれば4人部屋でも1人しかいないという状況になることもあります。また、週単位で生徒の出入りがあるため、一緒の部屋になる生徒も人数も留学期間中に変わります。
ルームメイトとの関り
まず、部屋での生活に関して、朝7時台に食堂でご飯を食べてその後、レッスンをすぐに受けることになります。部屋に戻ってくるのは夕方過ぎとなるため、寝るためだけに部屋に戻るという感じになるパターンが多いです。
複数人部屋だとどのような人と一緒になるか不安かもしれませんが、留学に来ている人なのでそこまで変な人は人もいません。そもそもあまり接点が生まれないことの方が多いです。
留学エージェントの話でも、解決できないほど大きなトラブルは見たことがないそうです。実際にそうだと思います。私もフィリピン留学時には、ルームメイト間で何かトラブルがあったという話しは聞いたことがありませんでした。
エアコンのルールを決めよう
日中は30℃を超えるため、冷房は必須なのですが、各部屋には電気メーターが付いていて、使用したエアコンの電気代は1ワットあたりいくらで後払いすることになります。
複数人部屋の場合は、一緒の部屋にいるメンバーで使用条件や支払い方法を決める必要があります。基本的には寝る時の22時以降だけ使用して料金を折半することが多いです。このやり方を変える場合は、ルームメイトときちんと話し合いをする必要があります。
インターネット環境
どの学校でも無料のWiFiを利用することが可能です。各部屋で使えるところもあるようですが、ラウンジや自習室、カフェテリアなど特定の部屋に安定した回線が用意されています。
パソコンに関しては、備え付けのパソコンがあるところはほとんどありません。持参したノートパソコンやタブレット、スマホを使うことになります。
自習をしたり、インターネットができたりする共用スペースはエアコンも備え付けられているため、授業が終わって夕食を済ませた後は就寝時間までそこにいるというのが基本的なスタイルです。
休日の過ごし方
毎朝7時起床ですが、休日は9~10時ごろまでゆっくり寝ている人も多いです。街や観光地へ行くこともできますが、毎週のように遊びに行っている人は少数派です。
体のメンテナンスをするためにマッサージに行って、夕方学校へ戻って自習するという人も多いです。1時間のマッサージは1000円未満なので、毎週のようにマッサージを受ける人もいます。マッサージサービスのある学校もあります。
休日に行くフィリピン国内のオススメスポットについては以下の記事を参考にしてみてください。
[blogcard url=”https://malta-english.com/how-to-enjoy-philippines-on-holiday/”]韓国人留学生との交流
フィリピン留学では韓国人留学生の割合が全体の4割と言われ留学生の割合では最も多いです。次いで日本人・台湾人が全体の2割ずつを占めています。そのため、韓国人留学生と交流する機会もあると思います。
特に韓国資本の学校なら韓国人留学生が多数派で、彼らとの交流も活発になりますが、少し注意が必要です。
先ほどのエアコンの話でもそうですが、ルームメイトとなった場合はエアコン使用のルールについて話し合うようにしましょう。日本人であれば行間を読む、いわゆる『暗黙の了解』といったコミュニケーションは当たり前にしていますが、文化の違う国ではそうはいきません。
嫌だと思ったことはその場で伝え、断るところはしっかり断りましょう。お互いに英語でのコミュニケーションとなりますが、適当に対応していると後で問題になる場合もあります。
また、韓国の男性はお酒をよく飲む習慣があります。彼らのペースに合わせて飲んでいると痛い目に遭う可能性もありますので、お酒についても飲めない場合ははっきりと断るようにしましょう。
まとめ
部屋に関しては、個人的には一人部屋ではなく、複数人部屋の方が好きです。特に日本人ではなく、韓国人など別の学生と一緒になる方が楽しめました。
それほど機会はありませんが、コミュニケーションツールは英語になるため、英語が不得意同士であっても、実際に英語でコミュニケーションが取れるからです。
また、韓国人に関して、確かにお酒が好きなのですが、私も好きで自分では強いとも思っていました。しかし、彼らは私よりもっと強いです。
二日酔いの時も強引にすすめてくる人もいて、40代以上の韓国人であれば、断っても、断っても何度もしつこく言ってくる人もいます。断り続ければ特に問題ありません。若い韓国人であれば、その辺りの空気は読んでくれます。
この辺りの文化の違いなどもしっかり把握しておく必要がありますが、留学エージェントはトラブルやその対応策について詳しい知っている人もいるので、事前にトラブルとなるようなことを聞いて、対策を練っておくとよいでしょう。
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