世界の女性も体に劣等感を感じている、日本とは違うコンプレック事情。

世界の女性も体に劣等感を感じている、日本とは違うコンプレック事情。

私は以前、美容外科の広告関係も担当していたことがあるので、色んなコンプレックスがあるんだなと感じながら仕事をしていました。美容外科治療を受けることに対して、個人的にはメンタル面で自身が持てるならそれでいいんじゃないかとも思っています。

マルタの語学学校では美容治療をテーマに授業をすることもありました。そこで感じたことは、日本でもだんだんと美容外科も身近になりつつありますが、まだまだ閉鎖的だなということです。

韓国では顔を中心に整形することは世界的にも有名で、南米ではお尻や胸を大きくする手術が流行っています。今回は、世界の人たち、特に女性がどんなところにコンプレックスを感じているかをまとめてみました。

悩める子供

中東女性のコンプレックス

UAE(アラブ首長国連邦)やイランの女性は大きい鼻にコンプレックスを抱いている人が多い。日本とはまったく逆ですね。日本人は鼻を高くしたいと思う人が多い一方、小さくしたいと思う国の人は意外と多いのです。

一般的にアラブ人は、遺伝的に鼻筋が高く鼻が大きくなる傾向にあります。UAEでの鼻を小さくする美容整形費用は約10万円なので、お金持ちが多く物価の高いUAEではかなり安い金額に設定されています。ある美容外科クリニックでは月に平均して20人ほどが治療するそうです。

イタリアやフランスなどのヨーロッパでも同じように高すぎる鼻を低くする手術を受ける人もいるようで、「鼻が高いね」は日本でいえば誉め言葉ですが、これらのコンプレックスを抱える国では悪口になるので要注意です。

トリニダード・トバゴ人女性のコンプレックス

そもそもトリニダード・トバゴってどこ?って感じですが、南米からも近く、中南米カリブ海に位置し、面積が5,130㎢と千葉県とほぼ同じサイズの島国です。アフリカ系とインド系移民がそれぞれ半々の割合でいる国です。

Trinidad and Tobago

 

英語学習系のアプリ、「Hallo Talk」をたまに使っているのですが、ここでトリニダード・トバゴの方と連絡し合ったことがあります。意外と思われるかもしれませんが、この国の公用語は英語です。

ラテン系で陽気な国なので男性は基本的にコンプレックスを感じる人が少ない。しかし、アフリカ系の女性は極度のくせ毛に対してコンプレックスを持っています。

アフリカ系の人たちはほとんどの人が極度のくせ毛です。手入れにかなり時間がかかるようで、シャンプーの泡が流れなかったり、乾きづらかったり、櫛が通らなかったりなどかなり面倒。手間と時間がかかりすぎるためコンプレックスになっています。

この国の人たちは英語が話せるため、アメリカのテレビ番組も放送されます。有名人のサラサラなヘアスタイルに憧れ、それとは違う自分のチリチリ過ぎるヘアスタイルと比較することもコンプレックスの一員になっています。

解消法としては「ウィーブ」という方法をします。まず、髪を編み込んで、それに糸のついた針を通してつけ毛を縫い込んでいきます。英語で書くと”weave”「機(はた)を織る」という意味ですね。こんな感じです。

これをやるのにかなり時間がかかるのですが、2ヶ月ほど維持できるそうです。しかもこれをするのは結構高額ですが、トリニダード・トバゴの女性には人気です。

台湾人女性のコンプレックス

台湾人女性のコンプレックスはずばり小さい胸です。日本でも小さい胸の人のことを「洗濯板」と言うように、台湾では障害物が何もない「飛行機の滑走路」と例えられます。

台湾人女性の平均はCカップ。ここ10年ちょっとの間に、食生活の変化でBカップからCカップへ巨乳化したそうです。そうなることで、小さい胸の女性がコンプレックスを持つようになりました。これは日本でもおなじでしょうか。

胸を大きくするために、「青木瓜西物飲(シームークワスームーイ)」という飲み物が流行っています。この飲み物は台湾のコンビニやスーパーで手軽に買えます。女性ホルモンの分泌を促す酵素が含まれる青パパイヤと、ホルモンバランスを調整する漢方が入って、漢方の独特な匂いがありますが、飲みやすいようです。しかし、効果があるのは25歳まで。

あと、台湾はけっこう豊胸手術も盛んで、人口約2300万人に対して年間約3万人の人が手術を受けています。日本では1億3000万人で約2万人ですから、台湾女性にとっては豊胸手術は比較的身近ですね。

まとめ

世界各国でも、コンプレックスがある女性は多いということですね。女性の美への追及に関しては、日本も世界も違いはありませんが、体のどの部分にコンプレックスを持っているかに関しては違いがあります。

胸を小さい人の表現として、中国では「小籠包」、イランでは「ニキビ」、タイでは「液晶テレビ」など世界でも色んな表現があります。

その他、胸を大きくするために「キャベツを食べると良い」と言っている国も多いのですが、その信憑性はどうなかなという感じがします。生キャベツを食べると良いらしいのですが、気になる人は調べてみてください。

オンライン英会話 ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプのイメージ
・業界初の定額レッスン無制限(レッスン単価最安値!)
・オンライン英会話で1番面倒な「予約」が不要(業界初!)
・いま登録すれば1週間すべてのレッスンが無料!
・専用アプリ(iOS)でスマホ、タブレットからもレッスン可能
・Skypeのインストール不要