マルタ留学3ヶ月した経験者がマルタ留学のメリット・デメリットを解説

マルタ留学3ヶ月した経験者がマルタ留学のメリット・デメリットを解説

マルタの学校の様子

マルタ留学のメリット

1.世界から集まる学生と先生

先生

マルタ人の英語は訛りが結構あるものの、語学学校の先生は綺麗な英語を話します。先生の国籍としてはマルタ、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、南アフリカなど、英語を母国語とする先生が多く集まっています。

英語の訛りについて

マルタはヨーロッパにあるので、基本的にはイギリス英語を中心に学びます。マルタの語学学校の先生たちはよく”英語”について勉強しているので、生徒にとっては綺麗な英語を話す方がほとんどです。

私たちは日本で、「アメリカ英語が良い」、「イギリス英語が良い」、「オーストラリア英語は訛りが強い」、「インド人は癖のある英語を話す」、「フィリピン人の英語ってどうなの?」など英語の訛りについて話すことがあります。

英語がネイティブのイギリスやアメリカのですら、地域によっては聞き取りづらい英語を話すようです。たぶん、日本でも地域によって、大なり小なり方言があるように、英語を話す国でも同じよう現象が起こっています。

そのため、どこの国で英語を学ぶのが良いかではなく、どこの国に行っても、しっかりと英語を学んできた先生が教えてくれる学校を選ぶことが賢い選択だと考えます。

学生

マルタは世界各地から学生が集まります。世界各国から集まるということは、世界中の人と友達になれることがマルタ留学の一つの醍醐味です。また、日本人は日本語の訛りの英語を話すように、各地域の訛りを聞くことができるので、世界中の国の人とコミュニケーションを取るための耳が養われます。
学校やシーズンによって国籍の比率は変わりますが、それぞれの地域に応じて特徴があります。

◇ヨーロッパ
特徴としては、英語の勉強とリゾートを楽しみに来ている学生が多い。短期で帰る学生が多い、特にロシア系の学生は2~4週程度の滞在、その他の地域は4~8週程度滞在。

◇アフリカ
アフリカといってもモロッコやチュニジアなど北アフリカの学生が目立ちますが、彼らの特徴も英語とリゾートを楽しみに来ていて、2週~8週程度の短期滞在者が多い。

◇中南米
学校やシーズンによっては中南米から来る学生が最も多い印象。特にブラジル、コロンビアからの学生が多い。彼らの特徴は英語を習得しにマルタに来ているので、長期滞在者12~24週が多いことと、ラテン気質からリゾートも忘れずに楽しんでいる学生が多い。

◇アジア
中東系の人は長期滞在者が多く、英語勉強集中型とそうでない学生に分かれている印象。東南アジアは皆無。東アジアの場合、中国・韓国からの学生は長期滞在者12~24週が多く、英語を勉強し次のステップへと考えている人が多い。日本人は会社の休みを利用してくる人は1週、会社を辞めてくる人は8週以上の中期滞在者が多い。

2.ヨーロッパ旅行の拠点にできる

ヨーロッパではLCC(ローコストキャリア)が多くあるので、マルタを拠点に他の国を観光している学生も多くいます。安く買える時期を選択すれば、イタリアやスペインなどの人気な観光国でも、往復の航空券で1万円以下で買うこともできます。

そのため、長中期でマルタ留学にくる学生は休みの申請を届け出て、1週間や2週間ほど学校を休んで旅行に出かける人も多くいます。

学生達がよく使うのはRyanairという格安航空券のサイトです。スマートフォンのアプリも出ているので、旅行の話しをするときに使われています。

ヨーロッパは陸続きになっているため、電車やバスでヨーロッパを旅することができます。ユーレイルパスなどを使って数か国周遊なんてこともできたりします。

マルタ留学のデメリット

シーズンによって費用がかわる

基本的にはマルタの留学費用はアメリカやイギリス、オーストラリアなどと比較して安いのですが、留学する時期によっては、費用が変わります。6月~9月はオンシーズンになるため、授業料・宿泊費が通常料金より高くなります。

学校によっては、長期滞在者向けにディスカウント(割引)が用意されていたりするので、費用に関しては少し分かりにくいところもあります。学校に直接問い合わせてみたり、代理店に相談して費用を確かめましょう。

マルタ人のマルタ訛りの英語

語学学校の先生たちは綺麗な英語を話しますが、マルタ人が話す英語はラテン訛りのところがあります。マルタ留学をした時には、タクシーやスーパーのレジでやり取りする時に、やや聞き取りづらい英語だと感じることがあります。

マルタの語学学校

宿泊

宿泊施設は大きく分けて、3パターンです。

  1. 学校が管理するアパート
  2. 学校が提携しているホームステイ
  3. ホテル

その他にも、自分で現地の不動産会社に行ってアパートを探すという方法もあります。実際にこの方法でアパートを借りている日本人もいますが、英語での交渉が必須です。

ただし、3ケ月を超えて留学を予定している場合は、学生ビザの取得のために不動産会社に必要書類を手配してもらわなければなりませんので、その交渉も忘れずにしておきましょう(学校管理の施設の場合、基本的には学校側が手配してくれます)。

授業

授業は先生一人に対して、5~12名程度で授業を行います。夏のシーズンになると生徒の数も多くなるため、先生1人に対して生徒の数も多くなります。欠席する生徒が多い場合もあり、6月でも先生1人に対して生徒3人ということもあります。
それぞれの学校でプライベートレッスン、ビジネスコース、子供向けコースなど用意されていますが、高校生以上のほとんどの学生は一般(General)コースを受けています。
授業内容はほとんどの学校が5~6段階のレベルに分けてクラス分けされています。
 

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