世界のミネラルウォーター1人当たりの消費量ランキング

世界のミネラルウォーター1人当たりの消費量ランキング

水道水が安全に飲める国でも健康のことを考えてミネラルウォーターを購入する人が多いですし、世界のどこの国に行っても水は販売されていて、購入することができます。

水は生きるために身体にとって最も大切なモノ。誰もが知っている事実ですね。今回は水をテーマにして、ミネラルウォーターの国別の消費量についてまとめました。

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ミネラルウォーター:一人当たりの消費量ランキング

一般社団法人日本ミネラルウォーター協会が発表しているランキングを参照しています。調査対象国は主要10か国です。2017年、1人当たり1年間で何リットルのミネラルウォーターを消費しているかをランキングしています。

1位 イタリア 194.0ℓ

2位 スペイン 165.1ℓ

3位 フランス 140.4ℓ

4位 ベルギー 135.0ℓ

5位 ドイツ  125.1ℓ

6位 アメリカ 124.0ℓ

7位 スイス  104.3ℓ

8位 カナダ  72.1ℓ

9位 イギリス 37.4ℓ

10位 日本  28.4ℓ

日本のミネラルウォーター事情

日本では1983年に「六甲のおいしい水」が最初に販売され、ミネラルウォーター市場は年々増加しています。日本は水道水が発達していて、水がタダで飲める国ですが、過去の水道水はあまりおいしくなかったため、次第にミネラルウォーターが売れるようになったといわれています。

しかし、今の日本の水道水は水質も改善され、ミネラルウォーターとの違いが分からないほど水道水がおいしくなっている地域もあります。日本は主要10ヵ国の中で最もミネラルウォーターの消費量は少ないですが、それでも、やはりミネラルウォーターの人気は高いです。

その理由の一つとしては健康志向ということも考えられるでしょう。

販売店に色んな清涼飲料水が売られていますが、カロリーが低く、身体に良く、安価なミネラルウォーターは健康志向の人にとって見れば、他の飲み物より魅力的です。

そして、健康志向の海外セレブたちが炭酸水を美容に使っているということが広まり、ミネラルウォーターのメーカー各社でも炭酸水を販売し、トレンドに乗って販売数を広げています。

これだけミネラルウォーターが売れるのですから、もはや文化といっても過言ではないでしょう。

イタリアのミネラルウォーター事情

主要10ヵ国のトップに立ったのはイタリアです。イタリアの水道水はカルシウムを多く含んでいるため、飲み水にあまり適しているとは言えません。そのため、普段からミネラルウォーターを飲む習慣が根付いています。

各家庭では当たり前のようにペットボトルが常備されています。イタリアのスーパーマーケットに行けば、ミネラルウォーターが山積みで売られていて、1.5~2ℓのペットボトルを6本まるごと購入します。日々の重労働の一つですね。

車があれば自分で運ぶことができますが、車がない人でも宅配システムを利用することができるので安心です。ビニールにパック詰めされた1.5~2ℓのペットボトルですが、もちろんバラバラに購入することもできます。

しかし、その方法が日本人にとっては驚きのやり方です。店員に断ることもなく、ビニールをビリビリ破ってペットボトルだけを取り出します。そして、レジに行って会計を済ませて終了。誰も驚いた顔をせず当然のようにみんな同じ行動をしています。

最後に

今回はミネラルウォーターの消費量ランキングをまとめてみました。ミネラルウォーターは飲料水なので、各国の水道水事情にも関わっていると思います。

スイスもこのランキングでは7位ですが、街中に水飲み場が数多く設置されていて、そのまま飲んだり、ペットボトルに入れて持って帰ったりする人も多くいます。そのため、ヨーロッパの中ではミネラルウォーターの消費量は少なくなっていますね。

日本ではミネラルウォーターとは別に最近ではウォーターサーバーもトレンドになりつつあります。ミネラルウォーターはコンビニやスーパーで購入すると思いますが、自宅でも簡単に設置できるという理由で、人気が出てきています。

今後はミネラルウォーター以上に流行ってくる可能性も高いです。ウォーターサーバーに関しては『水道直結型・宅配水ウォーターサーバーガイド』というサイトが参考になるので、気になる方は参考にしてみてください。